浅井咲希の初Vで幕を閉じました(-10)。
黄金世代の活躍は凄まじいですね!
浅井の初Vは完全V。この世代の活躍は留まるところなしって感じです。今季Vは河本結、勝みなみ、渋野日向子、原 英莉花、小祝さくらに次いでなんと6人目です!!
1打差の2位は穴井 詩。更に1打差の3位はイ ボミ。
更に1打差の4位に蛭田みな美と柏原明日香。
更に1打差の6位に上田 桃子でした。
#13(パー5)で〇とした穴井 詩に並ばれました(-12)が、#14ではその穴井が≒1.5mのパーパットを右に外して△。
対して浅井は#15(パー3)で第3打目を上≒3につけて、これ(下りのスライス)を決めて〇としています(-11)。これは難しいラインでしたがカップ左側(7時方向)から入れてます。
いわゆるプロライン側からのカップインでした。
パットのスキルの高さが窺える〇でした。
一方の穴井は#16でも、左下≒8mのバーディーパットを右奥≒8mに外し(ここはカップまでは↑でカップすぎると↓)、返しの↑パーパットを左に外してまたもや△。
先週優勝した時(→「NEC軽井沢2019」)には、荒っぽかった穴井のパットは丁寧になったと褒めましたが、こういうところは未だ粗さが残っていた?かもです。
これが穴井の敗因とも言えます。
しかし、#17(パー3)では右下から≒3mを決めて〇とし-9まで戻しました。
浅井の#18(パー3)では珍事で一時は穴井と並ぶのでは?!と思わせる瞬間がありました。
右下≒5mからのバーディーパットを≒50cmに寄せ、慎重にラインを読むまでは良かったんですが、打ち急ぎましたね。
あれだけ丁寧に取り組んでいたので、まさか!でした。
外して残りは1.5mの↑のボギーパット。
これを外したら穴井とのプレーオフということになりますが、ここは丁寧に返して決めて△に踏みとどまりました(-10)。
浅井のパットの特徴は
どっしりとした下半身で少し広めのスタンス。見るからに軸が安定しているという印象を与えます。この構えは畑岡 奈紗を思い起こさせるように感じました。
そして、右手をクローにグリップします。
この試合のように高速グリーン(≒12feet)の微妙なタッチに対応しやすいグリップと言えます。
浅井はJLPGAツアーでは今年のリゾトラの7位が最高フィニッシュでしたが、この試合ではあれよあれよという間に完全Vですから驚きです。
単独3でフィニッシュしたイ ボミ。
3位でのフィニッシュは、2017年ダイキン以来ですから、2.5年振りの上位フィニッシュです。
復調が期待されていましたが、本物だと良いですね。
4位フィニッシュの柏原明日香はこの日前半の勢い(5〇ノー△)では初Vもありかと思わせましたが後半に失速でした。
かつての穴井のようにショットは切れ切れですが、パットに未だ甘さがあります。距離勘を磨けば強い選手に成長すると期待しています。
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