その日の調子の良し悪しやボールの飛び方は弾道や打感で分かるがパッティングでは分かりにくい。
プロがショットよりパット練習に時間を割くワケはこれだとアヤコさんは仰います。「週刊ゴルフダイジェスト」2019年NO.29から略して引用させて頂きます。
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ショットでは概ねフルショットだが、あらゆるパッティングはコントロールショット。常に微妙なタッチを要求されるため、ヒットする瞬間の力加減に多くの神経を使うが、ヘッドのセンターで打つという基本が、ともすると忘れがち。
経験豊かなゴルファーは、いつもと違う変調を察知すると、知らず知らずに打ち方を調整しているケースもある。
例えば、今日のグリーンはかなり重いと感じた場合には、しっかりヒットしようという意識が働いて、ややハンドダウンで構える。逆に高速グリーンでソフトタッチが必要と思えば、ハンドアップしてパターを吊り気味に構える。
今日は入らない、というときに「パットは水モノだから」(*1)と思ってませんか?絶対に外さない名手はいないが、水モノと決めつけるのは単なるエキスキューズかも。なぜ入らないのか、先ずは自分のパッティングが今日はどうなっているのか、チェックすることを心がけてください。
ツアーの選手たちは練習グリーンでいろいろな器具を使ったりして、パットの決まらない謎に対して、いつも労を惜しまず挑戦している。
あなたも謙虚な態度で、この謎と向き合ってはいかが。
謎解きは自分の力でやってのけてこそ面白い(*2)。
パッティングは永遠のテーマ。難しい謎こそ、大事にしたいものです。
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*1:アヤコさんご自身も「パットは水モノ」と仰ってはいますが、エキスキューズにはしていないですね。エキスキューズにすると、その場は逃げることが出来ますが、上達の道から逸れるような気がします。
*2:自分で解いた謎は一生ものです。
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