練習法としては「パット上達法12」に続きます。
5m先のカーペット上のボールに当てることが出来るようになったら、任意の方向の5mのボールに当てる練習です。
毎日同じ場所、方向から打っていたのでは、部屋の壁やカーペットの模様、果ては天井灯や照明までが視覚情報としてアラインメント作りの手助けをしてしまいます。それだけ容易に方向取りが出来るということです。
ドライビングレンジで、1球ごとに目標を変えてショットする方でも、何回も同じ打席から練習していたのでは、視覚情報が潜在意識に貢献していとも簡単にアラインメントが正しく取れてしまう、ということと同じです。
グリーン上ではそのような手助けをしてくれることは無く、むしろコース設計者は意地悪?で、方向や距離を惑わすように周辺風景を作りこんだりしています。なので、海の真ん中で正しいセットアップが取れるような練習をしておくことが現場力を高めることなります。
私(Green Keeper)がやってる5mの方法は事務所の廊下ですが、毎日ターゲットを変えてそれを狙って当てるという練習です。
本当は10mくらいある廊下が欲しいのですが環境が許してくれません。
廊下を長い長方形と考えてその4隅に毎日場所を変えてボールを置きそれをターゲットにパットで当てる練習です。
これが出来るようになると(何回も続けて当てるなんて無謀な目標は持たないほうが良いです。また、やるだけ無駄です。なぜなら、こういう練習でも何回もやれば周辺の視覚情報が潜在意識に作用して修正を始めるからです)次はいよいよ距離勘の作り方です。
このシリーズの佳境に入ります(笑)。
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