G・ウッドランド。ツアー3Vで35歳。注目はしていませんでした。
今季は2位が2回という活躍から勝っても不思議はないはずなんですが、、、。 -13、勿論メジャーは初Vで通算4勝目です。
2打差の2位は、3連覇が期待されていたB・ケプカ。
更に3打差の3位にX・シャウフェレ、J・ラーム、C・リービー、J・ローズでした。
最終日に激迫したケプカでしたが、最終盤で失速。
しかし、ウッドランドよりも強さが目を引きました。
ウッドランドのパット。
距離により打ち方を変えているような印象です。
長い距離では完全な振り子式ストローク、軸を中心に肩の回転でストロークします。ミドルパットだとヘッドを直線的に押し出してゆくとストロークになり、ショートパットだと、両肘を少し畳んで慎重なストロークで方向性を高めています。
ボールのナビラインは太めで短めの赤いラインを使って、このラインを打ち出し方向に合わせます。素振りはせずに距離勘を出しているのは宮里藍のように感性が鋭いのではないでしょうか。
驚いたのは#17(パー3)のグリーン上でのウェッジによる寄せ。
15mは優に超えた距離ですが、パターではグリーンのくびれを超えるのが難しいと判断したようで、見事に≒50cmのところへ寄せています(パー)。
そして3オンした最終ホールのバーディーパットも7、8mはあったと思いますが、ど真ん中からバーディーパットを決めています。
この試合の前までは
SG:PUTTING=-0.211でランク150位
決してパットの名手と言えないですが、この試合では冴えていました。
SG:PUTTINGは
1日目=2.288
2日目=4.102
3日目=-0.149
最終日=0.921
累計=7.163
また、SG:TEE TO GREENは
1日目=2.398
2日目=3.469
3日目=3.579
最終日=1.269
累計=10.715
松山英樹は21位T(-2)(T・ウッズとタイ)でした。パットが上り調子だったので期待していましたが、この試合パットの好調さが潜んでしまいました。3日目、#11(パー4)でラフを渡り歩き≒1.5mの△パットも外して□、それ以降調子が戻らず、この日は7〇としたもののイーブンに終わってしまったのが残念でした。
通算SG:PUTTINGは1.735
SG:TEE TO GREENはウッドランドに劣るわけではないですから、パットの調子が良ければ松山にもメジャーVの期待が持てます。
この試合ではSG:TEE TO GREENは5.143
「マスターズの時よりはショットもよくなっている。ミスを減らしていくことが大事」と次を見据えています。
辛抱強く応援してゆきたいと思います。
いつもご協力頂き有難うございます。