全米プロ2019で松山英樹のパットのパフォーマンスが良かったですね。初日からSGでパッティングがショット(TEE TO GREEN)より上回っていたのはこれが初めてだと思います。
この試合の4日間で
SG:PUTTING =3.946 ランク11位
SG:TEE TO GREEN=3.556 同上T38位 でした。
で、この試合で松山のパットの従来との違いはアドレスでのスタンス幅が狭くなっていたことでした。
それで思い出したのが、アヤコさんの記事。
「週刊ゴルフダイジェスト」(2018年NO.31)「ゴルフの、ほんとう」のタイトルは「パットの名手にスタンス幅の広い選手はいないと思うのはわたしだけ?」となっています。後半の一部を引用させていただきます。
ーーーー
実際、多くのゴルファーはパッティングの調子が悪くなってくると、下半身を安定させようとするあまり知らず知らずのうちにスタンス幅が広くなりがちです。するとパターを「振り子のように」振る軸が移動しやすくなって、シンプルにストロークすることが難しくなる。その結果、かえって不安定要素は増えてしまう。
わたしはこういう場合、スタンス幅をなるべく狭く保ち、シューズの中でどちらかのかかとを上げて構えるようにしていました。するとイヤでも重心は前にかかり、ストロークが浮つかない。
あなたも試してみると良いですよ。
ーーーー
質問者は「パットの名手はフォローが小さいのではないか?」というものです。その部分は割愛させていただきました。
松山は今までスタンス幅を広くとってストロークしていましたので、宗旨替え?が奏功していると思います。
また、先週「関西オープン2019」でツアー初Vを挙げた大槻智春も「狭すぎる?」と感じさせるくらいスタンス幅が狭いですね。
安定させるには幅広くと考えがちですが、逆療法も良いようです。