同組2位の松田 鈴英に3打差をつけてスタートの勝みなみが逃げ切り「パナソニックopen2019」に次いで今季2勝目を手にしました(-14)。
2打差の2位は河本結。
さらに1打差の3位にはペ ソンウ、稲見萌寧、松田 鈴英でした。
#13(パー5)で勝はバーディーパットを左に外してパー。
松田のバーディーパットは左に切れたものに10時から転がり落ちて〇。この時点では-13で二人は並びました。
#14(パー4)はともにパー。
#15(パー3)は勝は左≒7mのパットは上りのスライスで難しいラインですが、これを8時から入れて〇(-14)。
松田の≒4mのバーディーパットは左に外れてパー。
勝のこの〇は大きい1打でした。
#16(パー5)で勝はFWへ好打。→パー。
松田は左林の中へOB。#15での勝の予想外の〇パットに動揺したのでしょうか。→△。
勝は距離勘がいいですね。前にも書きましたが、さりげなく歩測しています。目標が明確だから体もその目標が実現できるように動く。これ本能です。
#13で並んだ時には松田のツアー初Vは今日かなと期待していましたが、残念でした。
松田のパットのルーティンは、順手で素振りをして距離勘を作っておきながら、アドレスに入ってから握り替えてクローグリップで実打します。
クローグリップにする段階で流れが途切れるので、最初からクローで距離勘を作るようにしたら良いのではないでしょうか。
倉本昌弘はイメージは消えるで3.5秒で打つとおっしゃいます。
いずれにしても、松田は流れを止めないルーティンを採用するのが良いように思います。
松田の最終ホールのパーパットは上りの1mくらいでしたが、左に切れてここでも△にしてしまいました。かなり切れるラインですから、タッチ(距離勘)を決めてライン取りすればここはパーで上がれた筈。2位Tでのフィニッシュになったですよね(レバタラですが)。