メジャーで勝つための秘訣は?と聞かれて、B・ケプカは
「失敗を直ぐに過去のことにできる能力だよ」と答えたそうです。
これはアメリカ女子プロゴルフA級インストラクター ヒロコV さんの
記事に紹介されています。
最終日のバックナインで#11、12、13、14と△したにも拘わらず、平静を装っていたケプカでしたが、敵失(D・ジョンソンの#16、17の△)で流れが戻ってきたものの、この精神力の強さがメジャーに勝つ大きな要件と思っていました。
「過去のことにできる能力」というのは「忘れることのできる能力」とも言えますね。悲観するとそれを引きずりますが、それも1事象に過ぎないと割り切ると、次の1打に集中できると思います。
それに大きなDJコールやヤジにも「慣れている、大丈夫だったよ」と言ってのける精神力も大きな武器ですね。
松山英樹は、今回素晴らしいプレーで最終日に臨みましたが、この辺り未だケプカには及ばないような表情も多くお見受けしました。
あ、ご本人はメンタル非常に強いですよ。
この試合、パットのアドレスでスタンス幅(*1)を狭くしてパットが突然うまくなった松山ですが、メジャーを制するには更なるメンタル強化というか「忘れる力」を身に付ける必要があるかも、ですね。
勿論、そうなることを期待して応援を続けます!
*1:ある大物氏はスタンス幅とパットの巧拙には相関があるようなご指摘をなさっています。いずれ記事にしたいと思います。