これは、理論や方法を知っていても実際の上達には寄与しない、という現場(実戦)重視で、いわばシミュレーション軽視というニュアンスの言葉ですが、かと言って日本のゴルフ練習環境では、本芝の練習グリーンでの練習や本芝の上でのショット練習はなかなか出来ない状況です。
なので、日ごろの練習はパターマットを使ったり、カーペットの上で行うという、いわば畳の上の水練をせざるを得ないということになりますが、これが効果がないと言えば決してそうではなく、大いに効果ありと思います。
畳の上かもしれませんが、練習を続けることでパットのスキルは磨かれます。マットにしてもカーペットにしても基本は真っ平ら(*1)な練習ですが、距離勘を身に付けるのにはカーペット上(私の場合は5m*2)で練習を続けることが一番の近道と思います。
距離勘はあくまで勘ですから、日替わりだと岡本綾子さんも仰ってます。それはそれで正しいです。プロのように10mの距離を±10cmの精度(距離精度1%)で打ち分けるには自分の日替わり勘への対応が求められますが、我々には日替わり勘というよりも自分の基準距離を日ごろから把握していることで、現場では十分に対処できます。
何度もUPしましたが、現場でモノをいうのは距離勘。
幼少のころからゴルフを嗜んでこられた方は自然に身に付いていますが、成人後始めた人にはこれがゴルフのスキルでは一番難しいとあきらめている方が多いのですが、そういう方はこのブログの過去ログを参考になさってください。
→「距離勘を高める1」、「距離勘を高める2」、、、、「距離勘を高める10」。
ーー途中の過去ログは省略しました。
このブログの左下の検索窓に「距離勘を高める」と入れて検索できます。
*1:私の入居する事務所はフリーアクセスフロアなので、時々LANケーブルの工事で凹凸が起こり、良い練習環境を提供してくれています(笑)。
*2:事務所の共用部を使います。10mあったら有難いのですが、、、。