Tp’txENEOS最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

2日間首位を走った申ジエが崩れるとは誰も予想しなかったと思います。上田桃子は右手負傷でこの日フィニッシュできるかという懸念を持ち乍らのVですから、ゴルフって賭場(禁止語だったら<m(__)m>)と同じですね、何が起こるか分からない!!

上田の逆転Vで幕を閉じました。

 

2日間思うようにパットが入らなかった上田に流れを呼び寄せたのは#14(パー3)のパットでした。

左上≒8mのパットは最後にフックですが、タッチがパーフェクトで真ん中からの〇(この時点で-6)。これは先打した稲見萌寧のパットが参考になったと思いますが、それにしてもよくぞ入ったなという難しいパットでした。

 #15(パー4)では奥(上)にこぼして(=上だ→上田=ダジャレ)ここからパターで右下≒2mに乗せてパーで凌いだ上に#16(パー4)では左下≒1mに乗せて〇(-7)。

#17(パー3)で△(*1)として-6。#18(パー4)では危なげなくパーとしてフィニッシュでした。

 

2打差の2位は勝みなみと申ジエ。

更に1打差の4位には吉本ひかる、全美貞、松田鈴英、蛭田みな美、小祝さくらでした。

 

申の終盤の乱れ。こんなの見たのは初めてです。

それは#14で手前ぎりぎりに乗せてのパットはカップを過ぎて奥ぎりぎりまで。返しは≒5mの上りですが打ち切れず左30cm。結局3パットの△。この3パットが申の⛳を後退させました。#15(パー4)ではまさかの□として上田を楽にさせました(尤もこの時点では上田はそのことを知る由もなかったです)。

 

「昨年は(勝てなくて)悔しい思いをしたが、開幕戦から感触が良かったので今年は勝てそうだと思っていたがまさか今日勝てるとは!」とご本人が一番驚いていました。

上田は「NOBUTAマスターズ2017」以来のJLPGAツアー通算14V。

 

*1:ここはパーで切り抜けるかと見ていましたがパーパットを外してしまいました。

 先打した稲見萌寧はほぼ同じラインから少し弱くて外しました。

稲見はクロスハンドのグリップです。上田は素振りの時に、そのクロスハンドを真似していました(本打は順手)ので、稲見のクロスハンドでのタッチを作り、順手に戻して少し強めのタッチで打つのだな、と見ていたら、順手に戻してもタッチは弱かったので切れました。これはこの時点では大きな1打でした。せっかく稲見のタッチまで再現していたわけですからほんの少し強めに打てればパーセーブ出来ていたですよね(タラレバですが)、残念でした。まあ、右手の負傷で思ったように打てなかったのかも、ですが。

 

この日スコアを落として9位Tでフィニッシュした稲見は良いパットしていますね。今年勝ってもおかしくない感じです。1日10時間の練習をしているそうですが、パットはそのうちの何時間なのか聞いてみたいです。

 昔、不動裕理は1日8時間練習していたそうですが、サラリーマンは8時間働くのだから、と。

働き方改革の叫ばれる昨今ですが(笑)、これだけ練習熱心な稲見の初Vはそう遠くないように感じました。

 

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