構えたらすぐに打つルーティンでパッティングに自信がついた
と仰るのは大槻智春。
ツアー未勝利ですが、AmebaTVtourではザ・ロイヤルゴルフクラブチャレンジトーナメントで勝利しています。
2018年のツアーのスタッツでは平均パット数1.7785でランク33位。
その大槻は冒頭のようにパットに自信がついてきたと述べていますので「週刊パーゴルフ」(2018年NO.36)から省略して引用させていただきます。
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パットが苦手だったが、今年(2018年)から毎回同じルーティンを取り入れた。
ボールの後ろで目標を見ながら、下手投げでボールを転がすイメージで強さとラインを決め、右足から4歩でボールの横に移動する。
ボールの横に行ったら素振りはせずに打つ。
構えてから1回だけカップを見て、3.5秒で打つのが理想。
時間をかけずに打つことで余計なことを考えなくなった。
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下手投げでイメージするのは実際の転がりを得る動作と似ているので距離勘を作りやすいですね。片山晋呉はイメージだけでなく、実際に転がすようなゼスチャーまでやってイメージを作っています。
3.5秒で打つのが万人に向いているとは思いませんが、要は考える時間を作らないということと、イメージを消さないために有効です。倉本昌弘は「イメージは3秒以上経つと消える」と仰います。倉本もプレーは速いですね。
考える時間を作らないことは、アドレスに入ってからラインとかタッチを躊躇しないということでとても重要です。躊躇したら、先ずそのパットは入らないですね。