練習場でパット練習をするときにボールを3つ打つ人が多いが、(同じ距離を)3球打てば大体距離勘(原文は感)が合ってくる。
でも実は、2球は素振りと同じこと。
3球目と同じイメージで1球目も2球目も打たないといけない。
本番では1球しか使わないわけだから、素振りを2回するなら、そういった意味合いがあるということ。
1回、2回と素振りするときに(距離の)イメージをしておかないと距離勘が合うはずがない。
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以上は「パット成功の鍵はアドレスと素振り」(週刊ゴルフダイジェスト2018年NO.30南秀樹解説)から引用させていただきました。
パットの距離勘を作るには、日ごろからどれだけの振り幅でどれだけの距離を転がせるかを宅練で把握しておき、その基準の振り幅で練習グリーンでどれだけ転がったかで、その日のグリーンの速さに対応できます。練習グリーンで基準の振り幅で転がした場合に、宅練よりも
余計に転がれば、そのグリーンは速いということになり、その振り幅と転がり距離がその日の基準になりますので、距離の大小に対応して振り幅を変えれば良いということになります。
で、スタート後は先ずは距離を把握(上り下りは距離の長さに置き換えておく=補正しておく)したら、素振りはその距離に合うように素振りをします。
一回目の素振りはその日の基準距離の振り幅、二回目の振り幅は補正後の距離に合わせて素振り。3回目の素振りはその確認。
本打は3回目の素振りと同じ振り幅でストローク。
こうすると距離勘が大きく外れることはありません。
パットで一番大切なのは距離勘です。
以上のような練習や実戦経験を積むと「距離勘が良いね」と言われるようになります。