一昨年のシニアツアー最終戦で初Vの寺西明。人材派遣会社の社長業が本職?!で異色のプロと言われたりしています。
その異色な?レッスンが「週刊パーゴルフ」(2019年NO.4)にありましたので、省略して引用させていただきます。
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頭は無理に残さず意識せずとも自然に残す、を目指す
頭を動かさずにボールを凝視したり、無理にボールの後方に頭を残そうとすれば、どうしても体の動きをどこか止めることになる。
すると、ヘッド軌道やフェースの向きが狂ってミート率を悪くすること必至。頭は無理に残そうとするものではなく、意識せずとも残るようにするのが正解。セットアップの段階で設定した打ち出しのライン上、ボールの20cm先くらいに目を向けて振って、ボールがそこに打ち出されるのを何となく見ようとしているだけ。
その結果、頭が突っ込むことなく、ボールの後方に残っている。
(以上はショットの場合だが)
パッティングも同じ。
ボールの左側(のグリーン上)、打ち出したいところを見る。そこに打ち出そうと体が反応して最も狙い通りに転がせる。
(こうすることで)どうやってストロークしようかという迷いを消して、プレッシャーがかかるパッティングにも強くなれる。
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むかし、岡本綾子が言ってましたね。
ショットでは(インパクトの後で)切れた芝が飛んでゆくのを見てるって。
同じ考え方ですね。
これが自然にできるような方だからプロになれる。我々はそこまでの練度がないので、気にかけてないと守れないですよね。
ゴルフでは「練習あるのみ」ってしばしば言われますが、ここまでの練度を上げるにはそういう練習量が必要なんでしょうね。