「フェーズ面の管理」に続きます。
ショットとパットは共通点があるというプロの指摘について続けます。
以下省略して引用させていただきます。
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星野陸也
ショットもパットもアドレスの向きが一定になるように揃えて構えることが大事。
こうすることで体の動きもスムーズになり、同じリズムでスイングし、ストロークできると考えている。
稲森祐貴
インパクトゾーンのどっちも同じ。
ボールの前後での動きは同じという意識を持っている。
そのための体の動きはスイングの大小にかかわらず同じ。
真っすぐにボールを押せる感覚が大事だ。
秋吉翔太
パットもフルショットの円弧の中の一部。
パッティングだけ動きを変えるという感覚はまったく持っていない。
もしパットでミスをしたら、ティショットの前にあえてしっかり素振りをして悪いイメージをリセットするなど、ミスを引きずらないようにしている。
時松隆光
ヘッドの始動30cmはショット、パットとも体全体でクラブを上げる。
テークバックでヘッドを真っすぐに引く感覚はパットもショットも同じ。
動き的にはフォローでも真っすぐに出しているので、パットもショットも同じ動きだと思うが、そこはあまり意識していない。
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先日は藤田寛之のフェース面の管理についての考え方でしたが、プロそれぞれがいろいろな見方をしています。しかし共通点があるというところは大切にしたいところだと思います。
昔から、指導者の中には秋吉のように「ショットもパットも全く同じ」という指導をされる方もおられます。
このほうがシンプルに考えられるからですね。
真直ぐ真直ぐというけれど、体を回してショットしたりパットするわけですから円弧を描くという考え方に徹したほうが良いという考え方です。