先に〇として上がっていた片岡大育(-13)。
-12で2オンさせたS・ノリスの長いパットは2パットになるだろう、プレーオフ濃厚とみていました。
ところがゴルフは分からないですね。
このパットが入って◎(-14)、土壇場での逆転でノリスがV。
≒7m(と報道されていました)の下りにフックライン。
キャディのチェイスさん(この方はプロキャディではなく親友で友情出演)とラインを読んで、ボール4~5個分切れるとパットしたそうです。
土壇場での一気逆転で、Vをものにしました。
パターを放り出して、大の男が感激に涙する。
これにはチェイスさんのためにも勝てたという友情の発露がそうさせたようです。
更に1打差の3位は趙珉珪。
更に2打差の4位は星野陸也、今平周吾でした。
ノリスは「ツアー選手権森ビル杯2017」に次いでJGTO通算3Vです。
彼のパットについてはその記事にてUPしました。
長尺を使ったクロゥグリップ。
アンカリング規制に抵触しないように鳩尾の前で左手でグリップエンドを支点にしてストロークしています。
この試合では、STATSとしてのパット数はぱっとしなかったですが、
飛距離はランク3位。飛ばし屋です。
パットが決まっていれば、悠々とトップを走り続けたのではないでしょうか(笑)。
今季これまでの平均パット数は1.7468でランク5位。
長尺を使うパッターは、いろいろと悩みや課題があってやむなく長尺に至ったというゴルファーが多いのですが、ノリスは長尺を使いこなしているといえます。