パットの打ち出し方向をセットするのに、ボールに線を入れたいわゆるナビラインをその方向に合わせる方が多いです。プロにも多いですね。
しかし、これを使わない方もかなり多いのも事実です。私の印象では使う使わないは、アマでは半々というところでしょうか(プロは使用者の比率が高いと思います)。
使わない方の、その理由は「後方から見たラインと、アドレスで見たラインに違いがあり違和感を感じる」というものです。
日本アマ3冠(日本アマ、ミッドアマ、シニア)という偉業を達成した和田博さんは、2冠目を達成した時に「後方から見たラインに合わせる、アドレスでの方向は無視」することがパットに貢献したと仰ってます。
で、提案です。
これは人間の目が2個あることによる視差が悪さしてそうなります。
ですから、視差の生じないようにナビラインを活用すればこの問題は解消します。
1.打ち出しラインを決めたら、それに合わせてナビラインを合わせてボールを置きますが、この時にしゃがみこんで後方から合わせますね。このときに必ず最後に利き目をラインに正対させてチェックします。ハイ完璧にセットできました。これでも、不安のある方は、立ってから後方から両目で正対して見てください。(両目視差がなくなるので)正しくセットされていることが確認できます。
2.アドレスに入ると、ナビラインはカップ(打ち出しライン)より左を向いているように見えます(右打ち、右利き目の場合)。違和感満載です。
和田さんはこれ(錯視)を無視して偉業達成の第2歩を築いたわけですから、我々もクリアーしたいですね。ハイその方法はコレ。
左目を瞑って右目(利き目)だけで見るとオヤ不思議。
ナビラインは打ち出しライン上を指しています。
フェースの向きはこれに合わせて(直交)からアドレスに入ります。
このまま、片目で打つということもありだと思いますが、、、(笑)。
両目で見るということになると思います。
その時は、今度は左眼でボールを見るということを意識してストロークに入るとルックアップ防止にも効果が高く、芯を喰ったインパクトにもなります。
最近のボールは大なり小なりナビラインが付いています。
活用するのに、この記事を参考になさってください。
あ、この動作をするときに時間をかけるのはよろしくないですね。
日頃の宅練で、ルーティン化しておけばスロープレーが回避できます。