前日、菊地絵理香と並んで首位(-10)に立ったユ ソヨンがこの日5○(ノー△)で逃げ切りました(-15)。
4位(-8)で出た畑岡奈沙も4○(ノー△)と良いゴルフをしましたが、追いつきませんでした(-12)。
菊地は2○2△と伸ばせず3位(-10)。
4位はフェービー・ヤオの-7でした。
畑岡は現在Rolex Ranking16位ですが、ユ ソヨンはLPGA(US)で今季も1Vしていて、現在4位です(この試合の前)。
こういうところもゆとりを持って戦えたところかなと思います。
NHKの放送は台風24号の影響で、生放送を見ることが出来ず残念ですが、台風のほうが強いですよね(泣)。被害が少なくて済むよう祈って記事を書いてます。
というわけで、ユ ソヨンのパッティングについて、今回は見ることが叶いませんでした。
でも、私の知る限り、変わっていないですいね。
一番の特徴は、ルックアップをしないことです。
出球が1.5m位先まで転がった後でボールを追う姿がいつも見られます。
簡単なことのようですが、ここまで出来る選手はなかなかいません。
ボールを目で追っても、打ったパットの結果は変わらないです。それよりもそういう動作をすることで、打つ前に結果が気になっていて、正しくインパクト出来ないということのほうが多いです。
ならば、結果を見ずに長い時間、ボール(のあった)位置を見続けるほうが再現性は高いと言えますので、ユはそれに徹しているのではないでしょうか。
ユと畑岡のSTATSの差はあまりない(平均パット数、ラウンドパット数平均ともに畑岡が上位)ですが、大きな差があるのはパーオン率です。畑岡70.6%(ランク48位)に対し、ユは72.8%(同20位)で数字上(%age)の差は小さいですが、ランク差は大きいです。
パーオン率が上であることは長いパットも多いわけですから、やはりパットの実力は同じくらいといえますね(PGAtoureの指標であるSG:PUTTING=真の巧拙指標はLPGAでは取り入れていません)。