一時は首位と1打差に10人も、という大混戦でした。
最後に笑ったのは静かな男(*1)、F・モリナリでした(-8)。
難しい#18(4)で〇まで手にしているのには驚きです。
2打差の2位にはJ・ローズ、R・マキロイ、K・キスナー、X・シャウフェレでした。
モリナリは華やかさは見せないですが、今季はジョン・ディア・クラシックでは2Tでしたし、クイッケンローンズではVを挙げています。
PGAtour(全英を含む)通算2Vですが、既に欧州ツアーなどで5Vの実力者です。
イタリア選手としては初の全英王者となったことも頷けますね。
モリナリのパット。
PGAtourのSTATSも決して上位にあるわけではないですが、光ったところは肩の振りでストロークすることではないでしょうか。
ロングパットでは誰でも肩の振りが伴いますが、モリナリはショートパットでも肩の振りでストロークしています。
膝は伸ばし気味に立ち、腰を折っての前傾姿勢。
フォローでも、この前傾を崩さないですね。
T・ウッズはT6でフィニッシュ。ベスト10入りは6年ぶりです。
復活が本物であると印象付けました。
*1:距離の出ない選手ですが、4日間で□はたった1個。
如何に冷静な試合運びをしたかが想像できます。