首位で出た成田美寿々がこの日も5打伸ばして逃げ切りました(-17)。今季は先々週に続きV2、通算10Vです。
2位は前日5位Tに浮上し、この日6打伸ばした鈴木愛の-14。
更に1打差の3位に岡山絵里。
4位には更に2打差で石川明日香でした。
「最終的にはパット」(樋口久子)と解説がありましたが、最近の成田のパットは目を見張るものがあります。
これについてはおいおい触れたいと思います。
例えば、#15(パー3)ではショット後「入れ!」と声に出していましたが、奥≒3mにオン。急斜面ではなかったですが、微妙なスライスラインを程よいタッチで入れて○。
一方、鈴木も#16(パー4)では(カートパスの真ん中から)左≒5mに乗せたスライスラインを、これまたジャストタッチで入れて○。
二人とも互いに(同組ではなかったですが)良いパットを最後まで続けてくれました。
この試合、成田は「-20を目標に」(ご本人)、「落ち着いたプレー」(樋口の解説)でしたが、私は「充実感を持ってプレー」しているという印象でした。
ゾーンに入っていると言う印象でした。
4日間のラウンド平均パット数は成田が27.75
鈴木が29.50
で平均パット数ランク1位の鈴木を上回っていました。
平均パット数ではこの試合が終わっても鈴木がランク1位で成田は4位です。成田の昨年のそれは13位でしたから長足の進歩です。
さて、昨年の覇者は鈴木でした→「モンダミン杯2017」。
この試合に勝つと賞金女王の確率が高いと言われてますね。
一昨年、一昨々年もその通りイ ボミでした。
先週の覇者は鈴木でした→「ニチレイL2018」。
先々週の覇者は成田でした→「サントリーL2018」。
今年はこの二人が中心に賞金レースを引っ張ってゆくのではないでしょうか。
ますますJLPGAツアーから目が離せません。