最年長でのメジャーVを成し遂げた谷口徹。
パットでは入れる気持ちが大切と仰います→「入れる気持ち(谷口)」。
谷口のパットは強い順回転が特徴と仰るのは小田孔明です。
「週刊ゴルフダイジェスト」(2014年NO.38)から略して引用させて頂きます。
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(V争いをして)谷口さんのパットを間近で見ていたら、イヤな距離もイヤなラインも全部吸い込まれるようにカップに入るので本当に驚いた。
これは、初速が速くて、ボールの転がりが異常なほど素直な順回転だから。
初速があるから芝の影響を受けにくいし、順回転だからヨレずに真っ直ぐ転がる。
あれ以来「あの転がりをどうやって出すか」だけを考えていろんな打ち方を研究した。でも打ち方は真似しない。体力や筋力の違いもあるが、何よりも感性が違うから。
体の動きを真似ても同じことは出来ない。
大事なのは『結果を真似る』ことだ。
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確かに谷口のパットを見てると、体の軸がどうのとかストロークがどうのとかを連想するような動きではないですね。感性を最大限重視しているストロークと言えます。
しかし、ポイントは抑えていると言えます。
それは、狭いスタンスから打出すパットですが、ボールは左目の下。
そして、少し(左目に比べ)右眼が下に構えますが、これがフォローでも全く変わらない。谷口の利き目は右眼じゃないかなと想像します。
そして、パターを持つ腕の五角形は構えたときから、インパクト、フォロー、フィニッシュとまったく形が崩れないです。
外見的にはソフトに握っているグリップですが、そうでありながらしっかり握っていると言えます。