パットミスの最大の元凶は早くヘッドアップしてしまうことではないでしょうか。
顔はどうして起きてしまうのか?ミスして気付くヘッドアップという記事がありました(「週間ゴルフダイジェスト」2018年NO.11)。一部を省略して引用させて頂きます。解説はティーチングプロの北の正之さんです。
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頭を残そうと思ってもなかなか上手く行かない。残さなくてはいけないのは頭ではなく”心”。ヘッドアップはチャンスや大事な時ほど起こり易い。打つ前に、結果を求めて、心がカップに行ってしまうからだ。
それには武道の”残心”の心構えが必要。例えば、弓道で矢を放った後も静かにそのままの姿勢をキープする。このイメージでボールを打つのが良い。
心の動きが体の動きを作り、体の動きが心の動きをつくるので、「打つ前」と「打った後」が大切。
①打つ前は手を胸に当てる。
この体の動きが、カップに行きがちな心の動きを止める。
②ショット後のルーティンを決めて実行する。
フィニッシュをとったら、クラブを胸の前に戻し、静かに結果を確認。
クラブをくるっと回すように手元に落す。
この動きが余韻を生み、心の動きを抑える。
頭を起こすヘッドアップはNGだが、前傾の角度を変えずに顔を回すようにボールを見る『ルックアップ』であれば問題なし。
アドレスでターゲットを見るときに上体を起こす人はヘッドアップしやすいので要注意。
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これはショットやアプローチについての解説ですが、パットでも全く同じですので、紹介させて頂きました。
なお、私は今まで「ヘッドアップ」と「ルックアップ」を同意語として扱って来ましたが、認識不足でした<m(__)m>。
今後は区分けして行きます。