イップスになり易いんじゃないか、という仮定の話です。
私の友人にイップスを患った方が何人かおられますが、皆さんとても誠実な方です。あ、私も例外ではないと思ってます(笑)、私はパットではなくアプローチでした。
先ごろ出版された「イップス」(澤宮優著 角川書店 2018.1.26.初版)によると、佐藤信人のイップスについて次のような記述があります。
一部を略して引用させて頂きますが、誤解の無いように該書をしっかり読んでいただくと彼の人となりが正確に理解できると思います。
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佐藤信人は誠実な人間である。そして生真面目すぎるほどに完璧主義者の面がある。そのためたった一度のミスの原因を考えて、悩んでしまうことがある。良い方向に向上心が回転し、一流プロの佐藤を作った。しかし一方でそれが逆に向かうケースもある。それがイップスだった。
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佐藤は彼のツアープロの絶頂期にイップスを患ったわけですが、その直接的原因はご自身の1枚の写真を見たことが原因だったそうです。
詳しく御知りになりたい方は該書をご覧願います(って、私は該書の宣伝部ではありません)。
横田真一の例もありますよ、これは別途UPさせて頂く予定です。
ゴルファーは明日イップスを患うかもしれない、原因不明の「心理的な疾患」(これは私の定義、医学的な裏付けはありません)です。
この本のサブタイトルは「病魔を乗り越えたアスリートたち」となっています。イップスの真の原因はいまだに解明されていません。こういう情報共有もその解明と対策に役立って欲しいと強く望んでいます。