「芯で捉えるには1」に続きます。
1.転がりの良いインパクト
芯で捉える目的は良い転がりを得ることです。
そのための打撃条件は理論的にこれです。
しかし、人間の感覚とは恐ろしいもので、これを得ようと考えているゴルファーはいません、私以外には(笑)。
しかし、パット功者と言われる方は皆さん芯を捉えたパッティングをなさってます。
でも、これ以外に「ボールので出だしから順回転を得る」ための打撃理論はありません。Green Keeperが10年かかって見つけた理論です(笑)。
他にあったら教えてください(開き直ったかな?)。
ただし、パット功者の皆様は「芯を捉える」という感覚はどなたもお持ちで、それを実現しています。
2.実現するためには昔からいろいろと言われています。
ダウンブローに打て。
インパクト時のロフトは0.5°位が良い。
ハンドファーストに構えよ。
フォワードプレスせよ。
フォローは低く長く出せ。
打つのではなく、掃くように。
打つ意識ではなく、転がす意識。 等々、多彩です。
3.正確にインパクトするには
これが芯で捉えるという事の実体です
2.で言われていることは1.を実現するための手段なんです、私に言わせれば(我田引水)。ですから、いろいろやってみて正しく芯を捉えるやり方が見つかればそれでいいわけです。
例えば、2.で「フォローは低く長く出せ」という指導は、そう意識させることで頭が上がってしまうミスを防ごうという意図です。
ミスで多いのは
下半身が安定しない
ストロークの軸が動いてしまう
インパクトの前に頭が動いてしまう
インパクトの後も頭を動かさないのが良いがそれが出来ない
手首を捏ねてしまう
肘を捏ねてしまう
自分のリズムで打てない 等々、こちらも多彩です。
ひと言で言えば、動くべきでないところが動いてしまうことですね。
で、CMですが、これらを総合的にチェックできるのが
これ→Eaglegetter®です。
なお、こういうものを使わなくても出来るのが理想ですね。
「道具屋さん」の「顎を動かないように」(→「スイングのキモ」)(*1)というやり方はルックアップ防止にクレバーなやり方で、パットに限らずショットの正確性を確保するうえでも大切で、まさにキモです。
そして、芯を捉えるのに最も大切なのは、パットするとき(練習するとき)にいつも「芯で捉える」という意識です。人間の脳は、目標が明確であれば、それを実現するように体を動かします。
では、どうしたら正しく芯を捉えているかの検証が必要ですが、これについては近日中にUPします。
*1:この記事はアメ限定かも。道具屋さんにリクエストしてください。