首位のイ・ミニョンを2打差の2位で追う同組のテレサ・ルーがこの日6○1△として逆転、「スタジオアリス」、 「ニチレイ」に次ぐ今季3勝目を手にしました。
テレサはこの試合2年ぶり2度目のV、JLPGA通算15Vです。
前回は完全Vでした→「富士通L2015」。
テレサの強みは安定したショットとパットの上手いことですね。
パーオン率=71.7%でランク2位。
平均パット数=1.78でランク7位。
今回のように雨続きのラフは重いし、距離勘も難しくなるのですが、そういうところからもグリーンを捉えてくるショットの切れには感心させられます。
ご本人は自分のパットのついて次のように言ってます。
(「週刊パーゴルフ」(2016年NO.35)「ラインとタッチを合わせるパッティング」から省略して引用させて頂きます)
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ヘッドを真っ直ぐ動かすために両脇を締めて手首をロック!
パッティングで大事なのはヘッドの芯で打つこと。方向性も良くなり、タッチも合って距離勘も安定する。
芯に当てるには、インパクト前後でヘッドを真っ直ぐに動かすことが重要。以前はフェースを開いて閉じるストロークだったが、より芯に当てやすくするため真っ直ぐ動かすように変えた。
真っ直ぐの目安はボールの前後15cm、合計で30cmほど。
真っ直ぐ動かすためには、まずアドレスの目線に注意。
左目がボールのほぼ真上にくるように構える。
この位置を決めたら、ストローク中は頭を動かさない。
ストロークで私は手の動きを意識する。
両脇をしっかりと締めておき、グリップ(手元)をターゲットラインに向けて真っ直ぐ動かす。このとき、手首が動くとフェースの向きや軌道が変りやすいので、アドレス時の角度をロックしたままストロークする。
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太線は、強調のため私(Green Keeper)が加工したものです。
我々の参考になることばかりですね。