終盤では1組前を行く藤本麻子が-11で2勝目を手にするかと思ってましたが、#17(4)、#18(5)と藤本に不運が続きお預けとなりました(*1)。
そんな中、土壇場の#18で右上≒2mのフックラインを真ん中から決めた吉田弓美子が逆転のV。
1打差の2位に藤本とイ ミニョン。更に1打差の4位に上田桃子とテレサ・ルーでした。
イ ミニョンは最終ホールで第3打を真下≒5mに乗せましたが、バーディーパットはカップ直前に止まり、吉田と並ぶことが出来ませんでした。
吉田は「フジサンケイクラシック2017」に次ぐ今季2勝目。JLPGA通算7Vです。
その時は高麗グリーンで打ち切れないことが多いからとカーボンシャフトのパターを使っていました。今回はスティールのシャフトでした。
グリップは「挿すだけでセンターシャフトと同じ効果が得られる」という○OPのグリップを使っています。
これでこのグリップ売れるんでしょうね(笑)。
シャフトも少し長めのように感じましたが、これはご本人が良い感じでストロークできるんだと思います。
以前、吉田は長尺を使ってましたが、アンカリング規制に対応してノーマルな長さのパターを使ってきました。それ以来Left Hand Lowでグリップしていましたが今回は順手でグリップしていました。そのため長めのパターで肘にゆとりを持たせてストロークをしているものと考えられます。
*1:藤本の2勝目は不運によりお預けとなったと言えると思います。
#17(4)では、ティーショットが右にバンカー(BK)の縁。打痕に入っていてこれを左のラフへ。今度は潜って手前のFW。寄せてこれを決めれば△のところ決まらず□。△パットを外したのは打ち急ぎですね。左へ外してました。
#18(5)では、ティーショットを右斜面。右FWへ出して第3打は右ガードBKの壁。ここあら左≒3m。スライスラインを決められず△。
S=11・2/3feet、C=22.5