初日74(+4)、2日目69(-1)と、松山らしからぬプレーで、71位Tと先週のザ・ノーザントラストで予落した松山英樹。
世界ランクは3位と1歩後退です。
でも、私はこれで良かったと思ってます。
これは「全米プロ最終日2ndホール」でのパット時に動いたボールの処置を誤ったままだったので、それが尾を引いていたと思ってましたので、この試合は彼のモティベーションが上がらないだろうと見ていたからです。
今や自他ともに認める世界超一流のトッププレーヤーですから、全米プロに負けたという落ち込みよりも、自身が正しいルール処理をしていなかったことに落胆し、且つそのことに自身でわだかまりを抱いてていたはずです。
少しシチュエーションが違いますが、トップアスリートのsaiさんが「ジュニアゴルファー考」の中で、D・ジョンソンのチャンピオンにふさわしい高い精神性を説いています。松山も高い精神性を身につけている(*1)ので、私はあれが後へ引きずってきたと、saiさんの記事で確信に近い見方になりました。
この試合が禊(みそぎ)となったと言えると思います。
自ら禊を行ったわけですから、後は邁進のみ!
メジャー獲りを始め、世界ランクや賞金ランクなどトップに立って欲しいと願って、奮起・活躍しするよう松山に声援を送ります。
*1:松山の精神性の高さを感じるようになったのは、昨年の日本オープンのころからですね。それまでは内外問わず、ぶっきらぼうな対応が時々みられました。