今年のマスターズに勝ったS・ガルシア→「マスターズ2017」。
あの姿を見て、成長したなぁ(大人になったな)と感じました。
過去に子供っぽいことをたくさんやって来ましたから(笑)→(*1)。
そのガルシアの成長について、友の戒めがあったと仰るのはゴルフジャーナリストのJ・マッケイブさんです。日経新聞(2017.4.20.夕刊)から一部を引用させて頂きます。
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不振だった10年のある大会では、下を向いていたガルシアにL・ドナルドが強い口調で言った「自分にまけてどうする!」
ドナルドは試合の途中であきらめているガルシアを見て、放っておけなかったそうだ。
12年の全米プロのときも、彼は予落するのだが、A・スコットが、やはり強い口調でこう戒めたのだという。
「いい加減にしろ。お前のゴルフは悪くない。自分自身を攻めるな!」
スコットもガルシアが自暴自棄になるのを見ていられなかった。
むろんここまで時間がかかった。しかし、ガルシアは友人の忠告を無駄にすることはなく、37歳でついにグリーンジャケットに袖を通した。
なお、マスターズのプレーオフでガルシアに敗れたJ・ローズもまた友人の一人。グリーン上では「君こそ勝者にふさわしい」と祝福の声をかけたそうである。
それは友人らの言葉を代弁し、彼を見守ってきたファンもまた、成長を確信したに違いない。
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友情って素晴らしいですね!
ぐれたようにも見えたガルシアがここまで来れたのはまさに友情の力ではないでしょうか。
これからは紳士らしく振舞ってくれることを期待しています。
*1:靴をギャラリーエリアに投げつけ、戻ってくるとその靴を蹴飛ばした(ワールドマッチプレー選手権1999年)たり、2打目をミスして#3クラブを齧った(アブダビ選手権2009年)り、ティーショットをミスして芝が抉れるほどヘッドを叩きつけた(スペインOPEN2015年)といろいろと物議を醸してきました。