「歩測で割り出す距離はフェアウェーでもグリーン上でもすべてヤードで行いましょう」と提唱するのは安藤秀さんで、「超パッティング理論」(Gakken刊)のなかでそう述べておられます。
え、何故?と思われる方が多いと思いますが、その理由は該書には見当たりません。グリーン上はm単位で取り扱うゴルファーがかなりおられますが、、、。
以下は推定というか私(Green Keeper)の考えです。
①FWの距離杭やカートナビはyard単位でカートナビのグリーン上の長さもyds(*1)で表示されている。
②意識として単位が統一されていた方がスッキリする。
③歩測する場合、約1歩が1ydなので、計測しやすい。
④横断報道のゼブララインは白線幅450mm、黒線(アスファルト地肌)幅450mm(公安委員会規定)なので、1歩で黒と白を一跨ぎすると1yd(914mm)だから日頃から歩測の基準距離を身につけやすい。
私は短足低重心なので、少し頑張っての1歩が1yd、これを心がけて横断歩道を渡ります。
「変動基準法」(この方法のメリットについては→「距離勘を高める10」参照)でその日のグリーンスピードに対応させていますが、自分の基準距離は8歩(スティンプ値が8.5feet程度の場合)ですので、グリーン上では「歩数計測」で事足ります。
あ、この歩数計測は「mizu-toshi」さんもやっておられますね。
変動基準法は便利、速いグリーンでも遅いグリーンでも距離勘適応できますよ!
*1:私の知る限りです。グリーンサイズでm単位のナビ表示があったら教えてください<m(__)m>。あっても不思議ではないのですが。