難攻不落のグリーン | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

日本オープンゴルフ選手権は今日が最終日。

NHKの放送ですが、この時間帯にニュース中断も不要ですよ、NHKさん(笑)。

 

私は2日目に観戦してきました。

R16経由のバイクでスイスイと。駐輪場は会場の目の前。バスよりも車よりも便利ですよ!

 

トッププロの各選手がグリーン上では苦戦しています。見ていてもグリーンのスピードが速いこと。

それにグリーンが固いので、ラフからは止まらない。ラフも長いです。実測で120mmありました(公称130mm)。パワーのある若い選手でもラフに負けている場面がたくさんありました。

JGAの公式発表ではグリーン速さは13.5feet、コンパクションは22.5(山中式)です。

 

多くの選手がスタート前やホールアウト後に1.5m~2mのショートパットの練習をしています。

 

1発ではなかなか入らないし、速いので距離勘もバラツキ勝ちなので、カップを4方向からショートパットの練習です。

 

上りは3回のうち3回カップインしていますが、下り・フックライン・スライスラインだと3回のうちカップインは多くて2回。必ずと言っていいほど各選手は上り以外は1回は外しますね。

「(これだけ速いと)横からのラインは(短くても)簡単じゃない」と羽川豊が解説していました。

 

実戦では短くても1発勝負ですから、入る入らないは大違いですね。

多くの選手がショートパットを4方から熱心にタッチの練習しているのも頷けます。

 

日頃我々が使うグリーンは8.5~9.5feetです。これに慣れています。

それが10.5feetくらいになると、距離感が合わなくて四苦八苦。

 

レギュラーのツアーでは12feetくらいでしょうか。

ところがメジャー中のメジャーですから、これが何と13.5feet!

 

日頃は、プロは高速グリーンに慣れているとはいえ、やはり13.5feetではトッププロでも難渋するという、我々と似たような場面でした。

 

しかし、こういうグリーンでもパットの上手い選手はキッチリと入れてきますね。

私はグリーンの難しそうな#16(パー3)(*1)でしばらく観戦していましたが、矢野東は返しの長い(≒2m)のパーパットを決めています。また同組の片山晋呉と藤本佳則は共に≒3mの下りのバーディーパットをジャストタッチで決めています。

 

その他

1.観客はこの日も多く、≒9500人(初日は≒10800人)。

  ギャラリーはA・スコット、松山英樹、石川遼がお目当ての方が多かったようです。

  他の組に比べて圧倒的に多数のギャラリーが付いていました。

  なので、遠目にもこの組がどこを回っているかが分かるほど(笑)。

  #16(パー3、200yds)に来た時にはホールをぐるりと1周するギャラリーでした。

  ホールアウトしたら#16はガラガラ(笑)。

 

2.私は@今野大喜を応援しています。

  体つきも良く、礼儀正しく、将来は松山英樹のようなプレーヤーに成長してほしいと!

  +6で、片岡大育らと並び38位Tで予選を通過しています。

 

3.松山英樹のサインをゲット!

  ホールアウト後の松山のパット練習を見ていたら、私の目の前で「未だ各選手プレー中なので、大きな声では言えませんが、これから松山のサイン会をやります」とのこと。

  殺到するので、私は無理かなと後ろのほうに並んだのですが、何とかキャップに彼のサインをいただきました。JGAも粋な計らいをしてくれるなと嬉しかったですね。小声でアナウンスしても優に200人以上が駆け付けたようです。

 大きな声で言ったら、殺到して、3日目には松山の右手が痛くてプレーできないほど集まったのではないでしょうか(爆)。

 

4.ボールのナビラインをティーショットに使う松山英樹

  この試合で、初めて気が付きましたが、松山も私(Green Keeper)と同じように、ティーショットの時にナビラインを打ち出し方向に向けてアドレスに入ります。

  ひょっとすると松山はこのブログを見ている!?  (嘘)、(嘘)!

 

5.グリーンの高低にカラー表示のTV

  高いところを赤(最高部が濃い)→→最低部が緑(最低部が濃い)とグラディエーションが表示されるので、TVでも感じが出ます。4KTVでもグリーンのアンジュレーションは表現できませんので(って、ウチは単なるハイビジョン)、これは楽しみ倍加です。

 NHKの注力に多謝!

 

*1:3日目は右手前(右から5m、手前から12m)のピン。この日石川遼も松山英樹も左に乗せて3パットの△としています。左からのパットはカップを過ぎると下り。

 石川も松山もほぼ同じように≒3mをオーバーし、返しを外しています。

 

さあ、今日も好天ですよ。

大混戦必至のナショナル・オープンの行方から目が離せませんね。

 

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