ショットでのOBは2打が加算されますが、心理的にはそんなに大きなダメージにはなりません。
パットでは短いパットをミスしようものなら頭が真っ白になって次ホール以降のゴルフがガタガタになったりします。
短ければ短いほど入る確率は高いのに、それを外したことによって精神面への打撃が大きいからですね。
完璧に入ると思ったショートパットが外れたら、一挙にゴルフへの自信を失ったりします。
あのパット名手のアヤコさんも「1mのパーパットを外したときは立ち直れなほどのショック」だったと回想なさっています。
パットが入る条件は
①正しく方向を読む
②距離の読み(距離感)
③狙いの方向に正しく転がり出させる技術(再現性の高いストローク)
④距離の読み通りに転がす技術(距離勘=タッチ)
です。(→「パットの上達6」)
このうちゴルファーに完璧に出来るのは(技量に応じての完璧度ではありますが)②③④です。
パッティングロボットにやらせれば②③④は完全に完璧です。
しかし、①は完璧に読んだつもりでも、傾斜や芝目、砂などの夾雑物、或いはスパイク痕などでそのライン上から外れることもあります。
これらの要因を含めればカップインまで含めた完璧なパットと言うのは有り得ない、と言うことですね。
なのに、ゴルファーは短いパットだと特に「完璧に入れられる」と勘違いします。
外すと大きなショックを受けることになります。
ですから、完璧なパットというものを再定義したら、心への影響を少なくすることが出来ます。
①②③が出来たら、それは自分で出来る完璧なパットであって、結果としてカップインしなくても完璧に出来たと自分を評価してあげれば、ダメージを受けないことになります。
ゴルフはメンタルの影響を最も受けやすいスポーツです。
ならば、メンタルへ影響の少ない取り組みをするのが対処方法の1つではないでしょうか。
以上の記事は私(Green Keeper)のオリジナルですが、「パットを沈めることの定義」と言う言葉(「禅ゴルフ」J・ペアレント著 塩谷紘訳 ベースボールマガジン社刊)から発想したものです。
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