チューリッヒ選手権最終日 | パット上達ブログ

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悪天候のサスペンデッドでずれ込んだ3日分も消化してからの最終日となりましたが、全米オープン覇者(2013年)J・ローズが-22で逆転V。

ローズは米ツアー通算7勝目。
6年連続のVはD・ジョンソン(8年連続のVで通算9V)に次ぐ、現役では2番目の記録だそうです。

マスターズでも、-14という素晴らしいスコアでP・ミケルソンと並び2位(→「マスターズ2015」)でフィニッシュしていましたので、それが自信になったとコメントしていました。

1打差の2位は初優勝を狙ったC・トリンゲール。

ローズのパット。
両脚を自然に開き棒立ちの姿勢で腰から前傾する、あまり見られない構えです。

凄いなと思うのは、両腕とパターを一体化して緩みなくライン方向にストロークします。

真直ぐに出るヘッドは、ロボットがストロークしていると思うほど正確です。

この日、27ホールを回った石川遼。

3日目分を終えた時点で16位だったのですが、最終日分18ホールでは5○3△1□のパープレー。62位Tでこの試合を終えました。

(最終日にガンガン伸ばせないと米ツアーでは勝てないというのは真理ですね)

石川のこの試合でのSGP=0.286でした。

これは全選手の4日間の平均よりもほんの少し良いパフォーマンスを発揮したということですが、これくらいのSGPは試合ごとのバラツキの範囲内です。

「正直、かなり悔しい」と言いながらも、ショットはこの試合で良くなっていてFWキープ率=67.9%、パーオン率=70.8%と「今週の出来なら胸を張れる」とご本人。

ピンに絡む素晴らしいショットもいくつもありました。池には2つくらいかな。

石川は4月から新パターを使っています(→「石川遼の新パター」)が、未だその効果は出ていないといえます。
 ショットが良くなってきているので、いずれパットにもその効果が出てくれることを期待しています。

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お詫び:この記事は手違いにより予稿段階で公開されましたが、録画を確認後一部追記して定時にUPしました。