ツアーの全選手が、距離に対してのパットの数が平均よりも大きければ、そのグリーンは難しい。少なければそのグリーンは易しいと言えるからです。
PGAtourのショットリンク(というデータベース)(2003~2011年)の12ラウンド以上のデータのあるコースについて、難しい順にランクは
順位 平均SGP コース名
1 -0.77 ペブルビーチ
2 -0.73 ウェストチェスター
3 -0.63 カパルア
4 -0.52 クエイルホロー
5 -0.43 TPCシュガーローフ
6 -0.37 リヴィエラ
7 -0.35 コングレッショナル
(中略)---詳しくは該書をご覧願います―--
41 +0.19 TPCボストン
42 +0.21 TPCサマーリン
43 +0.22 TPCディアラン
44 +0.24 ドラル(ブルーモンスター)
45 +0.26 コロニアル
*1:PGAtourの全選手の、距離に対する平均パット数(基準打数)があり、それに比べて多くパットすれば-。少なければ+として計算されます。基準打数については追って掲出します。
例えば、最も難しいペブルビーチは全選手の平均打数が0.77打多かったことを示します。
典型例について、M・ブローディさんは次のように解説しています。
ペブルビーチとウェストチェスターは1日のうちに芝が伸びて凸凹になりやすいポアナ芝のグリーン。
カパルアは起伏に飛んだ地形と強風のお蔭で400yds越えのティーショットが出ることで知られるが、強い風がパッティングに影響している。
易しいほうの4つのコースは平坦なベント芝、機構が穏やか、グリーン面が水平に近い。
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我々も易しいグリーン、難しいグリーンという表現をしますよね。個人の心証を言ってることが多いのですが、このように定量的な裏付けがあるといいですね。
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