距離勘を高める1 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

2パットが基本

グリーン上では長いパットも短いパットも2打が基本。

日本アマ、ミッドアマの両タイトルを制した和田博さんは「パットは2打が基本。1パットで入ったらそれは御褒美」と仰っています。

基準打数が2打だからというのではなく、この心構えが大切です。

VISA太平洋マスターズは超高速グリーンで有名ですが、石川遼は「何故かここに来るとグリーンのタッチが自然に合う」と、試合前に言ってました。

2勝しているので、その通りだと思います。

しかし、今年は違っていました。
タッチも十分でなかったですし、入らなかった短いパットも多かったですね。

石川の言葉は、いつも本グリーンで練習しているプロだから言える言葉ですね。

我々一般ゴルファーはそんなことはできませんので、2打が基本という言葉がより重さを増します。

1打で入れようとミスすることにより起こる3パットを絶対に防ぐことや、2打で必ず入れることの方がスコアに貢献することは誰でも経験しているところです。

即ち、長いパットは距離を合わせて「寄せる」くらいのつもりでファーストパットに取り組むと言う考えです。

何故なら、方向の誤差よりも距離の誤差の方がいつも大きいからです。
方向はラインを読んで、フェースを打ち出し方向に合わせれば、そんなに大きくズレが出ることはありません。フェースの向きを合わせるのも「勘」ですが、目が精度高く方向を読みとってくれるので、そんなに大きく狂うことがないわけですね。

これから何回かに亘り、現場での距離勘を高める知恵についてUPします。

距離勘の「勘」は所詮「勘」ですので、日によって変わりますが、そのことをも含めて対処できる方法です。

難しいことをやりましょうと言うことではないのでご安心ください。

なお、くどいですが弊ブログでは距離勘と距離感を使い分けています。
一般には両者をひっくるめて距離感と言っていますが
距離感とは距離の観察力(別の方法、例えば歩測などで代替可能)、距離勘はその距離の実現力でまさに勘ですから別の代替方法はありません。
このようにパットでは2つのまったく異なった概念の技能が要求される訳ですので、専門商店(?)としては言葉の使い分けをしております。

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