「岡本綾子のすぐにチェックしたい!ゴルフの急所」(岡本綾子 著 日経プレミアシリーズ)という文庫本の中に次のような一節があります。一部を引用させて頂きます。
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パター選びで不思議なのは、皆さんがパターのシャフトの長さをあまり問題にしていないこと。パターに関しての話題は感覚優先になることが多い。
売られているパターは34インチが多い。
しかし、この長さは、多くのゴルファーには長すぎる。
中途半端に長い分、パッティングスタイルにも工夫が必要になっている。
165cmの(身長の)私はずっと以前から32.5インチのものを使ってきた。
自然な前傾姿勢でストローク出来る長さのパターを使うべきである。
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宮里優さんも、パター選びの最大の条件は「果たして長さが自分の構えに合っているか?」だと仰った上で、宮里藍は5mm単位で拘っていると披露しておられます(週刊ゴルフダイジェスト 2013年 NO.21)。
私(Green Keeper)も昔から市販のパターは長すぎると、某大手専門店に短く作るよう特注しましたが、当時はバランスが良いモノに仕上がらずに高い買い物をしてしまった苦い経験があります。
D・ペルツさんは「自分に合うのは1本だけ」と仰いますし、私は日本人と米国人は平均身長が≒50mm違うのに、同じ長さなのパターを使うのは理に適わない、と思っています。
→「長すぎるパター」
パッティングがしっくりこないとお悩みの方は、パターの長さについて見直すのが宜しいのではないでしょうか。