ツアープロとアベレージゴルファーでは、カップインの確率が大きく違うということが分かりました。
1mでは、その確率の差は1.5倍の違いですが、2mでは2倍違い、3mでは3倍近い差があります。→「バーディー数を増やすには1」
即ち、2mくらいの「入れごろ、外しごろ」のパットを、プロはほぼ50%の確率でカップインさせるのに対して、アマの確率は≒25%ですから、実力の差は倍半分といえます。
我々アマは、折角バーディーチャンスの2m(*1)に着けても、4回に1回しかバーディーをモノに出来ないというのが現実です。
*1:寄せワンでパーで凌ぎたいときも、凌げるか否かですから、重要な場面です。
私(Green Keeper)も、何度もこのようなチャンスを外して悔しい思いをしています。
ではどう取組んだら良いのか、が今日のテーマです。
練習するしかない!では「科学的な取り組みをしよう」を標榜し、既に(メインブログでは)2000本の記事をUPしてきた、このブログの名誉にも関りますね(チト仰々しいですが!)。
そこで取組んでいるのが「2mのパット練習」です。
距離勘の基準を作る(というか、維持する)ために、毎朝5分ほどのパット練習をしています。
はじめはカーペットの上を≒5m転がします。
2~3回ほぼ同じ距離を転がせたら、終わりにしています。
次にやるのが、今日のテーマに対する練習です。
1つのボールを先ず≒2m転がします。
次にこのボールに当てるように、2球目を転がします。
2回続けて2m先のボールに当たったら、終わりにします。
2m先のボールに当てるのに、現場と同じ距離勘、即ち自分で2mのカップインを狙うのと同じ距離勘で練習するのがミソです。(ですから①自分のタッチで、②狙いの場所へ正しく転がり出させる練習が出来るわけです)
この練習は、平坦な場所での練習ですから、現場とは様子は違います。
しかし、狙った所に転がせるという練習には最適な方法といえます。
何故なら、これをやっていると、狙いの場所に転がす自信が出来ます。
そして、現場で若しカップインしなくても、それは他責にすることが出来ます。
即ち、エイミングのミスと割り切ることが出来るので、後へ引きずりません。
逆に言うと、再現性の高いストロークが身に付くという次第です。
宮里優さんの言われる「メカが9割」
というのは、実はこのストロークの再現性を意味しています。
お試し下さい。