切符逃す | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

タイ選手権最終日に石川遼は1バーディー2ボギーの73でフィニッシュ。順位を上げることは出来ませんでした。


前日に主催者は、石川がタイ選手権で38位以下だと世界ランク50位から転落すると報じていました。従って、「前年度末時点での50位以内」というマスターズ招待基準から脱落です。


石川が目指す「マスターズ優勝」のためには先ず出場切符を手にすることですが、いろいろとある出場条件で石川に残されたのは「当年度、開催2週前までの世界ランク50位以内」という道だけです。


「オフを作らず(ゴルフを)追求してゆくことが大事。クラブを握り続けることがライフスタイル」と今月初旬にはコメントしていましたし、1月12日の米ツアー開幕戦(ソニーオープン)には出場が伝えられていますので、新年早々からの大車輪での活躍に期待しています。


昨年まで海外のメディアは概して石川に対して好意的な論調で報道していましたが、2連敗と負けが先行したプレジデンツ・カップでは「世界に羽ばたくはずの若者が錆びついた」と酷評し、「国際経験が少ないのに、到着が一番遅く練習不足」と非難めいた論調(地元紙)まで出る始末でした。


プロの世界は成績次第、こんなに厳しいとは石川自身は思いもしなかったでしょう。


しかし、石川のゴルフへの考え方は少し違うように思います。
→ 
「記録より」


勝ってファンを喜ばすというよりは1打1打の石川らしさでファンを喜ばせているように感じられます。

このままで良いのか、それで夢(マスターズ制覇)に向かえるのか懸念するところでもあります。


本人はそれを目指して、それこそ日替わりのようにスイングを改造したり、パットのストロークのフォームを変えていますが、一人の試行錯誤には限界もあると思います。


「GTOパットランク1位は石川」 でも書きましたが、松山英樹のほうがパットの完成度が高い、とも言われています。


最近はコーチにも付いているようですが、いっそのこと米国での修行に専念したほうが夢に近づけると思うのは私(Green Keeper)だけでしょうか。