今年7月に再開した、三十三所巡礼の旅。

 

その時に彦根の街を歩き、琵琶湖を見つめながら、私なりの”気づき”があり、気持ちを整理できたことがありました。

 

 

ひとは、自分の弱さとか無力さとかを思い知った時、自然の中で、大きなエネルギーに出逢い、思いがけない視点が生まれ、それまでとはまったく違う発想が出来たり、違うものが見えてくることがある。

 

 

いろいろなことがあった2021年を振り返るために、熊野三山を巡り、青岸渡寺を参り、那智の滝の風景に向かい合うため、出かけていくことにしました。

 

 

 

 

 

10年前の2011年8月、子供たちと一緒に家族旅行で訪れた熊野三山と那智の滝。

 

その時には、夫婦で四国八十八カ所巡りをした後、三十三所巡りで再び青岸渡寺を訪れることになるとは、考えてもいませんでした。

 

 

子育て時代に考えていたこと、見えていたもの。

 

子供たちが独立して、夫婦2人になって、還暦世代になって、考えていること、見えているもの。

 

 

同じ目的地であっても、その過程で考えていることや見えているものは、全然違う。

 

 

 

”会いたい人には、会いに行こう。
行きたいところには、出かけて行こう。
聞きたい音楽は、聴きに行こう。

そのためには、
自分自身が健康で元気でいないといけないと、思う。”

 

 

昔、自分が綴っていたそんな言葉を再確認したような気がする、10年ぶりの熊野三山詣でした。