中東情勢(北アフリカを含む)リビア編1 2020/06/07 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

コロナウイルス関連の記事ばかりで、見落とした部分を投稿する。
中東に視点を当てる。

トルコは反米に転じ、ロシアと友好を保ったが、取引などトラブル・衝突で反露に。
トルコの北側は、昔から欧州の火薬庫と呼ばれるバルカン半島だ。
だが、今回はなぜかリビアという北アフリカに舞台を移す。

以前から随時に、リビアに関する記事を投稿しています。

俺の手元にガダフィ大佐が生存してた時から今までのリビアの情勢の情報を持っています。
左派左翼の米民主党が一番悪いです!!!

オバマもヒラリーも戦争犯罪の罪が重すぎて、死刑に相当します。

小児愛性犯罪にも手を染めてるオバマは逃げ回っています。
オバマはキューバの米軍グアンタナモ基地の強制収容所にぶち込むべきなんです!!(超事実)

オバマこそ、逃げ回ってやがって、この野郎め。
 

ロシア対トルコの代理戦争、舞台はリビアへ 多数のシリア人傭兵
2020年05月25日
【ベイルートAFP=時事】シリアでは内戦の停戦合意によってロシアが支援するアサド政権軍と、トルコが支援する反体制派の戦闘が減少している。しかしそれと入れ替わる形で、両国出身の傭兵たちは今度はリビアで戦闘を続けている。(写真はリビア東部ベンガジを拠点とするハリファ・ハフタル司令官を支持する武装組織の警察隊員)
 トルコは、シリアでは反体制派の一部を支援し、リビアでは国連(UN)の承認を受けた国民統一政府(GNA)を支援している。これに対しロシアは、シリアではバッシャール・アサド大統領とその政権軍を支援し、リビアでは東部を拠点とする軍事組織を率いるハリファ・ハフタル司令官を支援している。
 国連の最近の機密報告書によると、シリアの民間航空会社シャーム・ウィングス航空が今年に入り、リビア行きの33便を運航したことが明らかになっている。これはシリア人の傭兵を輸送したと考えられている。
 リビアに科された武器禁輸措置を監視している国連の専門家らは、この報告書の中で「地上の情報源から推測すると、(ハフタル司令官の)作戦を支援するシリア人傭兵は2000人未満」と推測している。
 専門家らは、シャーム・ウィングス航空でリビアへ向かったシリア人らは、ロシアの民間軍事会社ワグネルとの間で3か月の雇用契約を結んでいたとみている。同社はハフタル司令官側について戦闘に参加する傭兵の採用活動を行っていたとされる。一方、ロシア政府はリビアにおけるロシア人傭兵の存在を否定している。
 英オックスフォード大学研究者サミュエル・ラマニ氏は、シリアのアサド政権とリビアのハフタル司令官にはトルコという「共通の敵」がいるとAFPに指摘した。
 ラマニ氏によると、ロシアの狙いは「リビアでの戦闘を激化させることで、トルコに二つの戦線への対応を強いて戦力展開を間延びさせ、それによりシリアでのトルコの軍事作戦に対して、ロシアが優位に報復できると警告することにある」という。
 国連の専門家らは、リビアでGNAを支援するためにトルコに雇われた戦闘員を含め、最大5000人のシリア人傭兵がリビアにいる可能性があると指摘する。トルコはGNA支援要員を派遣したことを認めているが、人数については明確にしていない。
 一方で英国に拠点を置くシリア人権監視団は、トルコがリビアへ派遣したシリア人傭兵の数はさらに多く、約9000人と推計している。中には未成年者150人も含まれているという。
 シリア人権監視団のラミ・アブドルラフマン代表は、リビアの首都南方の複数の前線への派遣を想定し、「さらに3300人の戦闘員がトルコの複数の軍事基地で訓練を受けている」と話す。
 また同氏によると、これらのシリア人傭兵は同国北部イドリブ県の親トルコ派反体制組織による連合体「シリア国民軍」に属しており、そのうち子ども兵士17人を含む298人がすでにリビアで死亡しているとの見方を示した。
 オックスフォード大学のラマニ氏は、シリア人傭兵の多くの動機は「貧困や失業、シリアの社会経済的喪失」からの逃避だと話す。ロシアが雇ったシリア人傭兵らは、リビアで民間軍事会社ワグネルと共に、ハフタル司令官側について戦闘に参加しているという。
 同じくハフタル司令官を支援するアラブ首長国連邦(UAE)は、スーダン人の傭兵を集めているという。諸外国によるリビアとシリアへの関与は、両国内での戦闘をそれぞれ激化させている。