大津で飲み歩き その2 | A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

大津で飲み歩き その2

前回からの続きです。

 

 

2時間ほど仮眠して夕方18時前に出かけます。

大津の飲み屋は京阪浜大津駅の南側に点在しているという感じです。

ということで「おで湖」というお店へ。

古民家をリノベしたらしき店舗は雰囲気がありますな。

 

まずは生中を注文。

そしたらなんかカフェアートならぬ泡アートが!

いや勝手に泡アートとか言うてるけど正式名称は知らん。

こんなんあるんやな。

 

「おで湖セット」なるものがあり、ビールとおでん三種で800円。

なおおでん三種は選べません。

というわけで到着したのははんぺん・もち巾着・八幡こんにゃく。

八幡こんにゃくというのは別名赤こんにゃくと言い滋賀の郷土食らしい。

文字通りの赤いこんにゃく、一見レバーみたいですな。

さらには辛子じゃなくてわさびをつけて食べるらしいです。

 

角ハイとさらにおでんを単品で三種を追加注文。

大根・厚揚げ・玉子。

 

途中、少し離れたところで飲んでいた地元のおっさん二人に話しかけられて少しだけ盛り上がります。

「前もここに飲みに来てなかったっけ?なんか見たような気するんやけど」

とか言われ、ワイ的たまにある謎の「一見さんじゃない現象」が大津でも発動。

 

そして日本酒、「三千盛(みちさかり)」なる滋賀の地酒を注文。

キリリと辛口で美味しかったです。

 

アテはエイヒレの炙り。

肴は炙ったイカでいい(エイヒレ)。

ABCDE気持ちで退店、ここは当たりやったな。

 

 

そして向かうはバー、「レコーズ」というアナログレコードを聴かせてくれるお店です。

 

 

なお酒旅に限らず普段の飲み歩きでもちょいちょい臨時休業だとか不定休のお店のたまたまの休みに遭遇することが多いような気がするので今回は事前に電話して確認しています。

 

扉を開けると聞こえてきたのはチャックベリーの「ロックンロールミュージック」、もうそれだけでいい雰囲気の予感。

客はワイ一人の貸切もえ状態。

まずは京都ウイスキーをロックで。

確かラベルが西陣織だとかそんなんよな。

飲みやすくて美味しいです。

 

店内はロックアーティストたちのポスターがたくさん貼られています。

 

 

 

見てるだけで楽しいのです。

 

プリンスの「パープルレイン」のポスターもありました。

 

リクエストもできるというのでまずはホール&オーツを。

大津だけにな。

 

それからCCRの「雨を見たかい」。

CCガールズちゃうで(オヤジギャグ)。

 

で、そのあとビートルズの赤盤がかけられて、

マスターとビートルズ談義が始まります。

そっからストーンズの話になり、

「そういやキースリチャーズってレベルイェールが好きなんですよね」

とかいうと「うちにもあるよ」というので注文、

 

そして店内見渡してたらなんとプリンスの「4EVER」のアナログ盤発見。

わざわざ見せてもらいました。

 

そして話題はプリンスに。

そしたらマスターもプリンス大好きだというのでここからプリンスを大音量で聴きまくりですよ。

うおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

マスターが一番好きだという「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」がかけられて、

「1999」の一枚目をフルで聴き、

「パープルレイン」ももちろん全部通して聴いて、

もう最高過ぎるわ。

「いやオマエ、大津に何しに行ったんや?」

と思ったそこのアナタ、ワイも思てますよ。

 

もうね、喋り過ぎて喉が渇いてジントニックを二杯続けて飲んで、

 

チャカカーンの「フィールフォーユー」を聴いて、

 

バングルスの「マニックマンデー」を聴いて退店。

アナログレコードっていいですな。

まさか大津でプリンス聴きまくれるとか予想外の超嬉しい展開でした。

 

 

〆はすき家の牛丼。

 

 

 

夜の浜大津を酔歩しながら帰宿。

 

長い長い一日、そして存外の充実さがあった一日でした。

なお二万歩近く歩きましたとさ。

 

 

~その3へ続く~