*此方は妄想、BL系のお話になります。理解出来ない方は読まないで下さい。



















 
昔、むかぁしある所にあざとい可愛さで村人を惑わす少年がいました。

名前は二宮和也。
村人たちは親しみをこめて"ニノずきん"と読んでます。

ニノずきんちゃんは普段はゲーマーで引きこもりなのですが、大好きなおばあさんが森の奥で独り暮らしを始めてからは
ニノずきんちゃんはおばあさんに会いたくておばあさんの元へと遊びに出掛ける様になりました。

今日もおばあさんの好物のスイーツや飲み物を抱えて、おばあさんの所へと行く様ですよ?




ニノずきんや。寄り道しないで真っ直ぐおばあさんの所へ行くのですよ?



はーい、お母さん行ってきまーす。


見送る相葉ママに和やかに手を振って踵を返そうとした瞬間、ママに肩を掴まれました。



....やっぱ、俺も連れてけーーっっ!!ニノだけ、ずるぅーっ!俺も行きたいぃぃー!!


役を忘れて華麗に地団駄ステップを踏む相葉ママに頭を抱えて溜息を漏らすと掴まれた腕を振り払って睨み付けました。


....てか、誰が連れて行きますかっ!赤ずきんの裏設定にはドロッドロの嫁姑バトルも絡んでるらしいですから、ママが付いてきたらダメに決まってるでしょ?相葉さんはおとなしく家事とかやる事やって下さいよ。....
赤ずきん役を引き当てられなかった自分のくじ運の悪さを呪って下さい。



有無を言わせず、持ち前の演技力で睨み付け相葉ママが怯んだ隙に脱兎の如く全速力で駆け出すと、大好きなおばあさんが待つ、森の奥の小さな家へと向かって行きました。