こんにちは。
今日は、『京都大学に受かるのに、どれくらい勉強したんですか?⑤共通テスト後〜二次試験』というテーマで書いていきたいと思います。
以前の記事で「京都大学に受かるのに、どれくらい勉強したんですか?」①中学〜高校2年生まで編、②高校3年生編③日々のスケジュール編、④共通テスト(旧センター試験)直前期編の4つの記事を書きました。↓
今日は、共通テスト後〜二次試験の様子について書いていきたいと思います。
(現在は共通テストとなっていますが、私の時はセンター試験という名前でした。便宜上、ここでは共通テストとしておきます。)
共通テストの後は、二次試験対策に集中できます。
現役生は、浪人生に比べて時間が少ないと言われますが、現役合格者はこの共通テスト〜二次試験までの期間に成績がのびやすいです
二次試験までは、共通テストから一ヶ月ちょっとあります。
まとまって勉強できる期間になります。
というのも、共通テストまではすることが多く、なかなか二次試験対策に時間を当てられないということもあります。
いかんせん、共通テストも科目数が多いですから。
それが、共通テストを境に、二次試験対策に没頭できます。
卒業式を終えている学校がほとんどですし、部活もなく、期末考査、学校の平常授業もなく、二次試験に専念できるる期間になります。
共通テストで点数が少し低かった場合でも、東大・京大は二次試験の配点が大きいので、二次試験で勝負するという選択肢も十分考えられます。
共通テスト〜二次試験まで、私は学校の用意してくれた京大対策の補講にずっと出席していました。
自分が受ける試験科目は全ての京大対策用の補講がありました。
1日1〜2コマ程度を毎日受けていました。
全部、二次試験対策なので、なかなかハードな授業でした。笑
数学の補講は受けるまでが大変です。
うんうん唸りながら東大や京大の数学の問題を授業が始めるまでに解いて、先生に提出します。
そして、講義を受けた後にまた新たな課題が渡されるのでそれを次の講義までまた頭を捻って考えるという繰り返しです。
数学が一番時間を使っていたと思います。
おそらく全勉強時間の半分ほど。
京大の問題は、数学1問考えるのに1〜2時間かけることもあり、意外と体力勝負でもあります。
英語は、英作文と英語訳の課題を京大英語担当の先生から渡されるので、ひたすらこなしていきます。
英作文は、日本語からすぐに英語に変換するのではなく、日本語を分かりやすい日本語に直してから、英語に変換するという練習が印象的でした。
ほうほう!そういう解釈があったか!と先生の添削をもらうたびに目から鱗でした。
英作文の添削はかなり先生が赤ペンチェックを入れていてくださっていました。
英作文は書き慣れていないと、筆が止まってしまいます。
そのため、英作文はなるべく毎日何かしらの形で勉強するようにしていました。
一見、英作文も表現が無数にあるように見えて、よく使うフレーズや言い回しがあります。
回数を重ねるごとに、そういった言い回しを習得していきました。
先生に赤ペンを入れてもらったフレーズは、ノートに書き出して次の添削では丸をもらえることが目標です。
ちなみに、英作文は絶対に添削してもらいましょう。
自分では気づかないけど書いてしまっている変な癖を指摘してもらえたり、英語では使いにくい表現を教えてもらえたりします。
二次試験の問題は、自分の頭でどれくらい考えるかが大切です。
適当にこなした課題は、そのまま解答用紙にあらわれてしまいます。
なので一回一回が勝負という感じで、補講は受けていました。
1日のスケジュールで言うと
普段の学校がある時間に登校
→補講1〜2コマ
→復習と次回の予習(@学校の自習室で)
→夕方ごろに、各科目の先生に次回の課題提出
→帰宅
といった感じでした。
冬真っ只中の時期なので、あまり無理はせず、夜は早めに寝ていました。
月〜土曜まで上記のスケジュールを繰り返しました。
長くなってきたので、今日はこのあたりにしたいと思います。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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