雪組大千秋楽、幸せすぎた3ヶ月のスーパーなボイジャー | ブーンブラッサム

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ミュージカル好き。結構、天然で毒吐いています。
綾凰華・礼真琴・OG龍真咲
2001年からの星組贔屓ですが、現在雪にどっぷり、星もやっぱりという感じで応援中。

Boom, boom, boom
Even brighter than the moon, moon, moon


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マタ・ハリ見てからだったので日本橋ライビュについたのはちょっと遅れちゃって、ラストジャコバンわちゃわちゃは見逃したのですが、ブルーレイもそうだけど、基本、あやなちゃん出ているシーンはオペラでずっと追っているので、他人の目線で見る「ひかりふる路」と「SUPER VOYAGER」はなんだか別の作品みたいで、初めて見るシーンとかもあって。いや、あのね、真ん中周辺の人は映像で残るけど、映像で残らない若手は劇場では思い切りあやなアングルで見ておかないと後悔するのですよ。学びました。若手のファンほど、劇場に行かねばならぬのだ。

 

というわけで、私の宝塚ファン人生のVOYAGERも、白雪号とともに出航しました。最も幸せな3ヶ月だったと言っても過言ではありません。もちろん幸せ最高記録が更新されることを祈りますが、本当に素晴らしい3ヶ月でした。

 

雪組には、私が宝塚に求めるものが全部ある。

技術を持ったトップコンビ。2番手の咲ちゃんから7番手(?)の縣くんまで男役路線が大活躍。

高学年から低学年まで、実力派ぞろい。

チームとしての温かさ。

前任コンビなど雪組OGたちへの尊敬。

雪組花組中心にOGがぞろぞろと見に来るだいもんの人徳。

縦と横の糸がつむぐ愛。

 

もうね、だいもんのファンの方にはひとこと言いたいよ。「あなたのご贔屓さんは、本当に素晴らしい人なのよ!!」と。まあもちろんご存知と思いますが、あやなちゃん関連のレポ禁だったりレポ禁じゃなかったり、いろいろ混じっているのでエピソードを書くのはやめておきますが、いやあ、本当に素晴らしい方です、だいもん。

 

あったかいから雪組が好きなのではなくて、やっぱり舞台がすごすぎた。特にだいもんの大千秋楽に向かっての、声量。ゴールが見えてリミッター外す感じ。本当に本当に素晴らしくて。真彩ちゃんも新人公演後ちょっと声がかすれたりしたけど、それがいい方に、だいもんと咲ちゃんが優しくカバーし、かつ真彩ちゃんも演技に深みが一層出て、すべてがいい方向に行きました。

 

最初見たときは、「おいおい、楽曲の魅力が8割」と、生田先生をみくびったけど、そんなことはない、本当に素晴らしい力量だと実感しました。特に「マタ・ハリ」を観たら、ワイルドホーンの感情に訴えかける楽曲を主役にするというのは簡単にはできないことなんだなと。あと、ワイルドホーン先生、宝塚に提供する曲は彼の中でも特別なのではないでしょうか。ネバーのときも思ったけど、一番、繊細な部分が出てくる。「ひかりふる路」のメロディーラインの美しさは出色かと思います(マタ・ハリは別の魅力がすごかった)。ワイルドホーンの一番やわらかい場所が宝塚というものと相性がいいんだと思います。

 

宝塚のトップコンビの恋愛関係というと、男女が結ばれるまでだったり、不倫だったり、結ばれなかったりと、いろいろなパターンがあります。生田先生は、シェイクスピアでは長年連れ添った夫婦の心のやり取りを取り上げたし、今回のひかりふる路ではマリー・アンヌというフランス革命の別称を名付けた女性を創出し暗殺者であり愛したという関係をひねり出した。宝塚の男女間の関係性に、多くの可能性があることに静かに挑戦している。長年連れ添った夫婦なんていうのは一番ドラマになりにくいし、テロリストとその標的なんていうもの非常に宝塚っぽくはない。物語の軸の可能性を、静かに静かに挑戦しているんだと思う。

 

そして、ロベスピエールという題材に関しても、宝塚の主役になりやすい人たちはもうあらかたやりきっているなか、こういうどちらかというとアンチヒーロー、それも特に浮いた話がなかったような、ロマンティックではないアンチヒーローを、主役に仕立てたという挑戦。これも割とすごいことだと思うの。お披露目にどうよ?とは私も思わないことも無いけれど、私はラストは割とハッピーエンドに近いと思うので、技量を示すという意味ではすばらしいお披露目作品るだと思います。

 

そして、SUPERVOYAGERですよ。

月組あたりで、何かやらかしがあったようで、それについてはまた書きたいと思うけど、すでにどちらも観た方が、SUPERVOYAGERがいかに端正なショーだったかとつぶやいていて。野口先生ショーがまともと言われる日がやってきたか。いや、まともというか正統派でしょう。ショーというのは、それぞれが美しく輝くことが重要だし、いいショーというのは、初見の人も、贔屓を持つ人も、みんながそこそこ満足すること。贔屓を持つ人が、「えっ?◯◯先生、うちの贔屓のことが大好き?」って思うことも本当に重要。特にお披露目とサヨナラは。だいもんのファンは、「野口先生のだいもんへの愛がおもすぎる!」と思ったでしょうし、それは咲ちゃん、翔くん、あーさ、ひとこちゃん、あがたくん、と路線のファンの方々はみんな思ったでしょうし、私がこの公演で大好きになった叶ゆうりくん、諏訪さきちゃん、前から目をつけていたカリさん、あすさん、りーしゃさん、まなはる、みんな見せ場があって。みんなが野口先生に感謝したでしょう。

 

詰め込みすぎというのはあるけれど、間延びしたショーよりもいいんじゃないですか?重い芝居と、楽しいショー。

こんなに楽しい公演ってなかったよ。私の宝塚ファン人生で。

 

あやなちゃんを追って雪組に来たわけだけど、ちぎみゆ時代の雪組も大好きだったし、今回の公演でますますひとりひとりの雪組の組子さんたちが好きになりました。一人で観に行ったときにお話させていただいたお隣の人、雪組ファンの方々も本当にみんな優しくて。

 

宝塚ってこんなに楽しいんだ!

 

って、実感しました。

 

どれだけ今まで浅い宝塚ファンだったかを思い知らされました。新人公演とか、全ツとか、そういう今まで知らない世界の扉を開けました。特にね、新人公演というものの素晴らしさね。最近スカステでも、ありちゃんの信長、ぴーすけの桐野など、夢中で観ています。本役とは技量的にまったく違うけど、それぞれの輝きと本役の匂いと。いいシステムと思います。

 

ひとつ、この公演で幸せでなかったのは、やっぱり銀橋ロケットです。本当に毎日心配でした。ロケットのみなさまに怪我がなかったかと、ショーが終わった頃を見計らってTwitterにアクセスするのが日課でした。本当に大きなトラブルがなくてよかったけれど、あんまり多用してほしくないです。

 

とにかく怪我だけはないようにと祈る気持ちは、娘がアクロバティックチアのトップ担当でリフトから転落骨折した経験があり、その後、松葉杖がいらなくなるまで本当に大変だった、周りも。その後復帰したけど、落ちたトラウマと戦ってる娘を見るのはつらかったという経験からかも。あの頃、部活から「ただいまー」と帰ってくると毎日ほっとしたし、夕方携帯がなると「また落ちたか?」と思ったものでした。

 

ああ、明日からどうやって生きていこう。

ちょっとこの3ヶ月間、本当にわたしポンコツだった。心ここにあらず。仕事もちょっとぼんやりしてた。やばい、まずい。何か別の趣味を作って分散させようかと思います。

 

とはいえ、まずは感謝ですね。

本当にありがとうございました。雪組のみなさま。

だいもんは、「到着!」って言ったけど、SUPERVOYAGERは、4月15日まで続くしね。ちょっと寄港くらいに思っておきます。

 

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