オスカーノユクエ 映画情報 -21ページ目
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「オーシャンズ12」 ★★☆

今回の主役はブラピ。ジョージ・クルーニーの影が薄いなんて考えてもみなかった。あれでよしと納得するんだからクルーニー兄貴は心が広い。

今回は肝心の"犯行"をほとんどフラッシュバックで見せるのでハラハラドキドキ感は薄い。ユーロポールの捜査官イザベルやナイトフォックスとの対決は凝った筋書きで面白かったけれど、11人各自のポジションがはっきりして単純明快だった前作のほうがテンポもよくて痛快だった。

だって今回のは、11人が再び集まる口実はうまいこと作ったけど、仕事には全然11人必要ないし。
ガナりたてるだけのエリオット・グールドに(まあ一作目でもそうだったけど)、ぽっちゃりしちゃった体形を隠すダボダボ衣装でアクションの見せ場なしの中国人(名前なんだっけ・・)、相変わらず出番の少ないドン・チードル(もっと見せて!)。バーニー・マックなんてずっと檻の中だし・・・。

11人に見せ場を作るだけでも難しいのに、新しいキャラがわんさか出てきたんじゃ収拾がつくわけもない。グダグダな内容をソダーバーグがバシバシはさみ入れてテンポだけはよく仕上げたってな感じ。

でもまあブラピ、クルーニー、デイモンらの活躍を見ているだけでも満足。ぜひ13も見たいが、日本ではやって欲しくない。ガッカリするのがオチだから。

「北の零年」 ★

行定勲がなぜこの仕事を引き受けたのかわからない。
少なくとも、この壮大なる大河ドラマを彼なりの新しい感性で料理したかったというのが理由ではないようだ。

だったら何がしたかった?

これまでのキャリアで手がけたことのないジャンルに挑戦したかっただけ?既成の大河ドラマの焼き直しにしか見えない本作を見ているとそう疑わずにはいられない。

何しろ、今回の行定の演出はとにかくクサイ。あまりのクサさに笑ってしまう場面もあるほどで、役者の感性を作品の魅力に昇華してきたこれまでの行定作品とは似ても似つかないシロモノだ。

いくつか具体的に指摘するなら、香川照之のあの演技はなんだ?ニヤけ顔の鼻を親指でハネて悪巧みしてる様を表現してみたり、出されたお茶がぬるいとわめいてみたり。上手な俳優さんなんだから、あんなことさせちゃ可哀想ってもん。

それからあの”ええじゃないか”には正直引いた。笑えればまだ救いはあるのに寒すぎて笑えもしない。他にも、時間にしてほんの数秒で雪景色の中枯れ木に花柄の着物を大量に結びつけるシーンなど、映画上のご都合主義が至るところに散らばっている。(上の画像参照。これをものの数分で完成させる)


でもこの責任を行定ひとりに負わせるのは可哀想だ。
満員の劇場を埋め尽くす高齢の観客を見て思い知ったが、彼らが期待しているのはやっぱりこういう映画なのだ。吉永小百合が健気にもかすかな微笑を浮かべ、周りも大仰な芝居で彼女の見せ場を盛り上げる。

これまで若年層に圧倒的な支持を受けてきた行定が、高年齢層をターゲットにした演出の答えがこれだったのかも。でもそれじゃ悲しすぎるよ監督・・・。

1/28 - 1/30 全米BoxOfficeリポート

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◇ 「1/28 - 1/30 全米BoxOfficeリポート」
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1. ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ
2. Are We There Yet?
3. ミリオンダラー・ベイビー
4. Coach Carter
5. Meet the Fockers
6. アビエイター
7. サイドウェイ
8. In Good Company
9. レーシング・ストライプス
10. Assault on Precinct 13


◆R・デニーロ&D・ファニングのスリラーが1位!
昨年末に封切となった「Meet the Fockers」がいまだ好調なロバート・デニーロ主演作がまたも初登場1位を獲得。今や大人気となった子役ダコタ・ファニングと共演した「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」が3000館超の拡大公開の期待に応える好発進を見せた。
デニーロ扮する主人公が妻の自殺にショックを受け娘と共に地方に越すが、そこで娘はチャーリーと言う名の空想の友人に心を許すようになり・・・。
この手のスリラーは今年初めの「White Noise」が予想以上のヒットをおさめたように、今観客に人気のあるジャンル。決して前評判の高くなかった本作がなかなかのアベレージで首位を獲得したことで、このジャンルが金のなる木であることが証明された形だ。サマーシーズンに超大作が顔を出す前までの期間限定だが、同ジャンルの作品が急遽公開を早めるなどといった動きが今後見られるかもしれない。

◆批評家からの評価は散々
3日間で記録した2200万ドルはアベレージも立派で申し分ない数字。Box Officeではあまり実績のないデニーロ単独主演作品としてはかなり優秀な部類に入る。もっとも、興行的に影響力を持つのは娘役を演じたファニングのほうで、彼女の出演作は前作「マイ・ボディガード」に引き続いて首位を獲得したことになる。この年で客を呼ぶパワーがあるとは、何とも天晴れな子役だ。
ただし、「White Noise」同様、本作も次週以降は厳しい興行を強いられることになりそうだ。批評家からは散々に悪評を浴びせられており、オスカー俳優デニーロと芸達者な子役ファニングの熱演も空回りといった様相だ。次週の落ち込みを何とか50%以内におさめることが出来れば今後の展開に希望も見出せるのだが、現状では厳しいと言わざるを得ない。

◆アカデミー賞効果!「ミリオンダラー・ベイビー」が3位浮上
これぞアカデミー賞効果。1/25のアカデミー賞ノミネーション発表を受けて、作品賞にノミネートされた5本のうち3本がベスト10内にジャンプアップした。
3位にランクインの「ミリオンダラー・ベイビー」は、オスカー候補を受け満を持しての拡大公開となった。限定公開時はさすがのハイアベレージを記録していたものの、全国区でのデビューはノミネーション発表後という周到な計画があったようだ。
この計画は一応の成果をあげたように見える。先に拡大公開を終えていたライバルを尻目に、作品賞候補作の中ではもっとも優秀なアベレージをあげて注目度で一気に優勢に立った。
ノミネーション数では「アビエイター」に大きく遅れをとったものの、Box Officeでの活躍が続けば本番での逆転も十分に可能だ。今後のチャート・アクションに熱い視線が注がれることになるだろう。

◆他作品賞候補も軒並み興収アップ
対する「アビエイター」も最多ノミネーションを受けて再び200館規模で公開を拡大。ライバルに負けじと50%以上の伸びを見せた。ただしアベレージでは後発のライバルに大きく遅れをとっており、今後Box Officeでの巻き返しは厳しい情勢となりそうだ。意図的にスパートを遅らせたライバルの足が止まるのを祈りながら必死に余力を振り絞る他ない。
また、900館以上の拡大公開に踏み切った「サイドウェイ」も7位にジャンプアップ。アベレージでは「アビエイター」を上回っており、今後も数週間に活躍が見込めそうだ。
残る2作品、「ネバーランド」と「Ray/レイ」もそれぞれ上映館数を増やして増収を果たしており、アカデミー賞の絶大なる効果を証明した。

◆人気ゲーム映画化作品は大惨敗
そんなアカデミー賞効果の煽りを食ってしまったのが、今週2124館で封切られた「Alone in the Dark」。人気ゲームの映画化でヒットを期待されたが、トップ10にすらランクイン出来ず惨敗を喫した。
主演にはこのところスクリーンで目立った活躍のなかったクリスチャン・スレイターを起用し新味を狙ったが、目論見は大きく外れた。批評家からは今週トップの「ハイド・アンド・シーク」に輪をかけた悪評が乱れとんでおり、早くも今年最悪の作品との烙印を押される始末だ。
「バイオ・ハザード」シリーズはそれなりの数字を残したものの、ゲームの映画化がドル箱と呼べるジャンルになるまでにはもう少し時間が必要なようだ。

◆「THE JUON」に続け?!サム・ライミが贈るホラーが登場
さて次週はサム・ライミ率いるゴーストハウス・ピクチャーズが贈るホラー、「Boogeyman」がスタンバイ。昨年の「THE JUON」の大ヒットがもたらす効果がどれほどのものか、まずはオープニングの数字に注目しよう。
また、是枝裕和監督の「誰も知らない」がNY限定で封切を迎える。惜しくもオスカー候補は逃したが、カンヌを沸かせた作品だけに高いアベレージでの興行が期待される。外国語映画賞落選ながら翌年のオスカー主要部門でノミネートを受けた「シティ・オブ・ゴッド」の例もあるだけに、まずは批評家からの好レビューに期待したい。

はじまりました

始まりました、「シネログノユクエ」

センスなしの管理人(gwin)が自サイト「オスカーノユクエ」をもじった安易なネーミングなので今後変更の予定あり。そもそもこのブログは「オスカーノユクエ」の宣伝の一環として考えているので、まあ当初はこんなタイトルでもいいでしょう・・・。

予定している内容は、サイト上でも公開している、
全米BoxOfficeリポート
アカデミー賞情報
新作映画情報
その他気になるニュース
管理人鑑賞映画レビュー
などなど。
飽きっぽい管理人が出来るだけ長くブログを続けられるように、その都度書きたいと思った内容だけをアップしていきます。(以前サイト上でニュースだけに特化したブログをやってましたが面倒になって断念した過去あり・・)

というわけでどんな方向に転ぶかわからないブログですが、暇つぶしにでも読んでいただければ幸いです。

あ、そうだ、宣伝宣伝。
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