オスカーノユクエ 映画情報 -2ページ目

ミュージック・バトン やってみました

以前、satomi さんからいただいたミュージック・バトン。
音楽系はあまり得意じゃないのと、普段ほとんど聴かないのとで敬遠させてもらっていましたが、この度他の方から再度バトンを渡されてしまったので、重い腰を上げてトライしてみます。
ただ、映画専門のブログなので、選曲は全て映画関連ということで。


Q1.今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

1GBくらいかな?

Q2.今聴いている曲

なし。
強いて言えばアンパンマンを聴かされてるくらいか・・

Q3.最後に買ったCD

覚えてないくらい買ってません。

Q4.よく聴く、または特別な思い入れのある5曲

1. Katy Rose Overdrive from "Mean Girls"

最近見てとても面白かった「ミーン・ガールズ」より。
映画のイメージによく合ってます。歌ってる人が何者なのかは全く知りませんが。

2. Oasis Stay Young from "The Faculty"

何て軽いOASIS!お気楽ホラー映画のエンディングを飾ります。
OASISは割と聴きますが、曲が主張しすぎて映画のBGMとしては使いにくいのかも。

3. Vines Get Free (X3) from the Trailer of "Charlie's Angels Full Throttle"

この曲の流れてた予告編はとても良い出来だったのに・・・。映画にはガッカリでした。
数回聴いただけですが頭から離れません。

4. Bruno Coulais Les Choristes from "Les Choristes"

心洗われますねぇ。本当に久しぶりにサントラを買おうかと思ってしまいました。
結局買いませんでしたが・・・。フランス語の響きが美しいです。

5. Mr.Children ランニングハイ from "フライ,ダディ,フライ"

邦画からも1曲くらい。唯一聴き続けてるミスチルが主題歌ってことで注目してましたが映画は見逃しました。
曲は相変わらず良いですね。好きです。


このブログにコメントをくれた人ことのある人に失礼ながらバトンを渡させていただきます。
branded-to-killさん、eigazanmaiさん、w2xkさん、okaponさん、kanzumeさん
もしお暇があればよろしくお願いします。

7/22 - 7/24 全米BoxOfficeリポート

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◇ 「7/22 - 7/24 全米BoxOfficeリポート」
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◆◆◆ チャート・アクション


1. チャーリーとチョコレート工場
2. Wedding Crashers
3. ファンタスティック・フォー/超能力ユニット
4. アイランド
5. Bad News Bears
6. 宇宙戦争
7. Hustle and Flow
8. The Devil's Rejects
9. バットマン・ビギンズ
10. 皇帝ペンギン



●「チャーリー~」止まらず、堂々のV2達成!
期待のニューリリースが苦戦を強いられる中、ティム・バートンの不思議ワールド
が全開する「チャーリーとチョコレート工場」が先週に続いてTopの座を死守した。
前週比50%近いダウンとはいえ、先週のオープニングが予想を大きく上回る数字。
2週目にして早くも1億1400万ドル突破ならこれ以上ないハイペースと評価できる。
オスカー受賞作「ミリオンダラー・ベイビー」のわずかな製作費を出し渋ったとされ
るワーナー・ブラザースだが、この売り方の難しいバートン映画にはポンと1億5000
万ドルの巨費を投入
。製作費の回収はすでに確実で、世界的に知名度あるバー
トン作品の興行力を考えれば、海外での興収にもかなり期待できるだけに笑いが
止まらないことだろう。
大きな賭けに勝ったワーナーは、今もっともノッている配給会社と言えそうだ。


●披露宴クラッシャーたちも快進撃続く!
先週3000万ドルを超えるビッグオープニングで2位スタートとなった、オーウェン・
ウィルソン&ヴィンス・ヴォーンの仲良しコンビによるコメディ「Wedding Crashers」
が依然高稼働で2位に踏みとどまった。
特筆すべきは前週比22%という著しく低い下げ幅で、クチコミによりこの抱腹絶倒
コメディが話題を呼んでいることは間違いなさそうだ。公開より10日で早くも8000
万ドルを売り上げる好調ぶりは当然周囲の予想をはるかに上回るペースで、この
分なら最終的には2億ドルに迫る勢いで高稼働を続ける可能性が高い。
サマーシーズン終盤にして、最大のサプライズヒット誕生の予感だ。


アイランド

●マイケル・ベイのアクション大作は撃沈
2005サマーシーズン最後の大作としてビッグオープニングを期待されたマイケル・
ベイ監督によるサスペンス・アクション「アイランド」が思わぬ苦戦を強いられた。
3日間でわずかに1200万ドルという低調ぶりで、予想された興収の1/3にも満た
ない惨敗
となった。
実はこの作品、マイケル・ベイが大御所プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー
の元を離れて初めて監督する記念すべき第一作だったのだが、この新しい船出
は残念ながら前途の多難を象徴する苦々しいものになってしまった。
これまでのベイ・ムービーを彩ってきたBoxOfficeのスターたち(ニコラス・ケイジ、
ブルース・ウィリス、ウィル・スミス)の名前がないことが不安視された本作だった
が、やはり最大の不安はジェリー・ブラッカイマーの不在だったということが言える
かもしれない。
批評家からの支持がほとんどないのは以前と同様で、今後の巻き返しにも期待
できないだろう。ブラッカイマーというブランドを失って興行力がガタ落ちするあたり
は、ベイ・ムービーの空疎さを如実に表していると言ってよさそうだ。


bad news bears

●名作コメディのリメイクも冴えないスタート
ウォルター・マッソー、テイタム・オニール主演の名作コメディ「がんばれ!ベアーズ」
のリメイクとなる「Bad News Bears」は5位に初登場。ライバルと目された「アイラ
ンド」を上回る劇場数で大作食いを狙ったものの、低空飛行のライバルのさらに
下を行く冴えないスタートとなってしまった。
「スクール・オブ・ロック」でスマッシュヒットをたたき出し、BoxOfficeでも一応の
実績を築いたリチャード・リンクレイター監督に対する信頼は厚かったもが、3日間
興収の1150万ドルという数字は期待をはるかに下回る結果となった。
それどころか、リンクレイター作品には珍しく批評家からの評価もあまり芳しくなく
今後の興行も苦戦を強いられそうだ。


●評価高い「Hustle and Flow」が高稼働でランクイン!
今週リリースの作品中、もっとも優秀なアベレージを記録したのが7位にランクイン
「Hustle and Flow」。1000館弱の中規模公開ながら800万ドルを稼ぎ出し、
前評判通りの興行を展開した。ストリートのケチなポン引きがラッパーとして成りあ
がる様を描いたこのドラマは、批評家からも高い支持を集めており、今後の興行
にも期待が集まる。拡大公開なればかなりの数字を期待できそうだ
また、8位には「マーダー・ライド・ショー」の続編となる「The Devil's Rejects」
ランクイン。興行自体は特筆すべきものもなく、隆盛を誇るホラーブームの渦中に
あってこの成績では少し寂しいという評価が妥当か。いずれにせよ次週にはTop
10圏内から姿を消すことになるだろう。


hustle and flow

◆◆◆ ニュー・リリース


アイランド
オスカー期待値:
稼いでナンボのベイ・ムービーなのに興行で惨敗。オスカーからのお呼びの声など
あるはずもなく、失敗作の烙印を免れる術はなし。


Bad News Bears
オスカー期待値:
リンクレイター監督ということである程度の質は保証されているかに見えたが、意外
や批評家のジャッジは厳し目。興行でもいいところなく、このままフェードアウトする
運命となりそう。


Hustle and Flow
オスカー期待値:★★★
批評家からの評価は高いがさすがにオスカー戦線で善戦できるほどの規模には
ない。オスカーには真新しいジャンルで注目は集めそうだが、配給会社からのバッ
クアップが期待できないだけに厳しいか。


The Devil's Rejects
オスカー期待値:
ジャンルのハンディ以前の問題。作品自体が下品であざとく、不快であると一刀
両断にされている。出番はまったくなし。


Last Days
オスカー期待値:★★
カンヌでは熱狂的に迎えられたものの、自国の批評家には冷めた反応で迎えられ
ている。マイケル・ピットの演技に対する評価は一定も、オスカーに絡むほどのパワー
はなさそう。オスカー戦線からほぼ脱落か。


注) オスカー期待値は★10個での評価となります。



◆◆◆ 次週リリース


さて次週の目玉はソニー・ピクチャーズが送るエアバトル・アクション「ステルス」
北朝鮮を空爆するという問題のシーンも話題となり、注目度は日に日に高まって
いるとあってかなりのオープニングが期待できそうだ。オスカー受賞後初の主演作
公開となるジェイミー・フォックスの興行力にも要注目。


これに挑むのがスーパーヒーロー物をパロディにしたコメディ「Sky High」。ヒーロー
が日常化した世界でヒーローである両親のもとに生まれてしまった若者の苦悩を
コメディタッチで描く。出来次第では面白い存在となりそう。


他、ダイアン・レイン、ジョン・キューザック主演のラブコメ「Must Love Dogs」
拡大公開予定。BoxOfficeでは実績のない主演コンビがライバル相手にどこまで
奮闘できるか見もの。前評判が高いだけに楽しみな一本だ。


「Wedding Crashers」の公式サイトでユニークなサービス開始!

wedding crashers2

◆◆ News ◆◆
全米大ヒット中のオーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ヴォーン共演による新作コメディ"Wedding Crashers"の公式サイトでは、自分自身を予告編に登場させることが出来る"Trailer Crashers"が提供されているらしい。(ロイター)


情報ソース Cinema Preview
◆◆

先週末に全米公開され、オープニング3日間で3000万ドルを超える大ヒットを記録、オマケに批評家からも歓迎されている良質コメディ「Wedding Crashers」の公式サイトで一風変ったサービスが提供されている模様。


さっそく試してみたら、これがなかなか面白い。
登録した顔画像が予告編のキャラクターたちの顔とすげ替えられて登場するのだが、かなり違和感はあるものの、映画のキャラクターたちと”共演”している気分になれる。しかもキャスティング紹介で登録した名前がデカデカと表示されるから、あたかも映画スターになったような気分にもなれるという仕組みだ。


あの手この手で公式サイトを盛り上げようと各陣営必死に新しいアイデアを練っているのだろうが、「Wedding Crasher」は映画のユニークささながらに、公式サイトでも他を一歩リードする存在になりそうだ。


このユニークなサービス、その名も「Trailer Crashers」は以下の手順で利用できる。


1.公式サイト にアクセス
2.「Trailer」をクリック
3.「Crash This Trailer」をクリック
4.「Start Crashing Here」をクリック
5.予告編に登場させる人物を選択
「自分だけ」または「自分と友達」
6.名前を登録
7.顔をすげ替えるキャラクターを選択
8.顔画像をアップロード
9.顔画像をアジャスト
10.予告編スタート!

7/15 - 7/17 全米BoxOfficeリポート

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◇ 「7/15 - 7/17 全米BoxOfficeリポート」
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◆◆◆ チャート・アクション


1. チャーリーとチョコレート工場
2. Wedding Crashers
3. ファンタスティック・フォー/超能力ユニット
4. 宇宙戦争
5. バットマン・ビギンズ
6. Mr. & Mrs. スミス
7. ダーク・ウォーター
8. ハービー/機械じかけのキューピッド
9. 奥さまは魔女
10. マダガスカル



●T・バートン最新作が脅威の好スタート!!
ティム・バートン×ジョニー・デップの黄金コンビが放つ名作リメイク「チャーリーとチョコレート工場」がオープニング3日間で5600万ドル超の大爆発。サマーシーズンの超大作と対峙するには厳しいとする見方もあった本作。当サイトの興行予想でもトータル5500万ドルが関の山という見解を示していたが、浅薄な分析をあざ笑うかのようなビッグオープニングで華やかなスタートを切ってみせた。

チャーリーと

BoxOfficeでの実績があるとはいえ、ファミリー向けの題材をごくパーソナルな世界へと"昇華"してしまう独特の完成を持つ監督作品だけに、3770館という拡大公開に踏み切ったワーナーブラザースの戦略は思い切った決断だった。前作「ビッグ・フィッシュ」をオスカー狙いで中規模公開に限定し、6600万ドルの興収に留めてしまったソニーの戦略とはまるで対照的だ。「バットマン」シリーズでバートンにさんざんオイシイ思いをさせてもらったワーナーだけに、彼に対する信頼は岩よりも厚かったということだろう。

さてこうなるとオスカーの期待もかかるバートン作品だが、批評家からの反応は良好で「ビッグ・フィッシュ」で不発に終わった借りを返すチャンスは十分にある。とはいえ、ジャンルからして主要部門へのエントリーは難しく、美術、衣装などを中心に技術賞部門での活躍が期待される。
興行的にも快進撃を続けることが出来そうだ。ほぼ強力なライバルも出尽くしたサマーシーズン興行だけに、しばらくは大威張り出来る存在になるだろう。最終的にはバートン版「PLANET OF THE APES」の1億8000万ドルに肉薄するところまでいけるのでは


●O・ウィルソン×V・ヴォーン作品も絶好調!
単独主演では弱いということを自分でもよくわかっているのだろう。オーウェン・ウィルソンはいつもパートナー探しに余念がないが、今回タッグを組んだのは「ドッジボール」で一発当てたばかりのヴィンス・ヴォーンだ。

wedding crashers

アカの他人の結婚式に紛れ込んではナンパを繰り返すお気楽男たちを、プライベートでも親交の厚い二人が楽しげに演じていると観客からの支持も厚く、3日間で3300万ドルを超える大ヒットを記録。「チャーリー~」の影に隠れはしたものの、予想を大きく上回る好スタートを切った。
さらには、批評家からも熱烈な賛辞を送られるという怪現象まで起きており、今後もハイアベレージな興行を展開することが期待される。この調子なら1億ドルクリアは間違いなさそうで、支持の大きさから推測すると、うまくすれば1億5000万ドルの大台にも乗ってきそうな勢いだ。


●F4は大幅ダウン
先週トップの「ファンタスティック・フォー」は前週比59%ダウンと大幅な減収を余儀なくされた。もともとオープニングが出来すぎだったのに加え、今週封切の2本が予想以上の好評を集めたため、上映館数を増やしても大きな減収は避けられなかった。
とはいえ、トータルは早くも目標の1億ドルを突破しており、配給の20世紀FOXにとってはそれほど大きな落胆もないだろう。1億5000万ドルの壁を破るのは厳しい情勢だが、続編製作には十分すぎるほどの成績を残したと言える。


●「殺人の追憶」がスタート
他、1館による限定公開ながら、韓国が誇る俊英ポン・ジュノが放つ社会派サスペンス「殺人の追憶」が全米で初お目見え。数字は冴えなかったが、さすがに批評家たちはそのクオリティの高さに目を見張った様子。方々から熱い賛辞が乱れ飛んでおり、韓国No.1監督に熱い視線が注がれた。ただし、支持は厚いものの、アカデミー賞戦線での活躍を期待するのは少々酷か。劇場数を見るまでもなく、作品に対する注目度はマイナーレベルで、アカデミー会員が注視するレベルに至っていないのが実情だ。カンヌグランプリを受賞しながら不発に終わった「オールド・ボーイ」の例を見ても、アメリカではまだまだ韓国映画の存在感はごく小さなものと言わざるを得ない。



◆◆◆ ニュー・リリース


チャーリーとチョコレート工場
オスカー期待値:★★★★★
批評家の評価も高く、興行力も満点。オスカーを期待されて当然も、バートンのオスカーとの相性はあまりよろしくない。本作も主要部門での活躍はやや厳しいか。美術、衣装部門はかなりの高確率でノミネートが期待される。


Wedding Crasher
オスカー期待値:
意外にも批評家からの評価は高いが、ジャンルがジャンルだけにオスカーではお呼びの声はかからないだろう。今年のMTVアワード授賞式で主演の2人がゲスト出演したように、MTV層へのアピール度は高そうだ。狙うはMTVアワード一本!


Happy Endings
オスカー期待値:★★
「熟れた果実」のドン・ルース監督によるアンサンブル・コメディ。評価は賛否割れ気味でオスカー戦線に殴り込みをかけるほどのインパクトはなし。マギー・ギレンホールをはじめとしたキャストにわずかながら演技賞の可能性ありか。


殺人の追憶
オスカー期待値:★★
クオリティの面ではオスカーの資格十分だが、注目度はあまり高くない。韓国映画が言葉の壁を越えてオスカーで好成績を収めた例はなく、外国語映画部門以外でのノミネートはほぼ不可能だろう。


注) オスカー期待値は★10個での評価となります。



◆◆◆ 次週リリース

さて次週はサマーシーズン最後の大作「アイランド」がスタンバイ。とにかく派手な画作りで映画ファンのハートを魅了するマイケル・ベイ作品とあってオープニングでは派手な数字が期待できそうだ。このところBoxOfficeも活性気味なだけに、5000万ドル超の数字が期待される。

また、リチャード・リンクレイター監督がビリー・ボブ・ソーントンを主演に迎えて名作のリメイクに挑んだ「Bad News Bears」もスタンバイ。「アイランド」を打倒すべく拡大公開が予定されており、大物食いの可能性も十分。「スクール・オブ・ロック」をヒットさせた実績あるリンクレイター監督だけに、本作にも大きな期待が寄せられる。

他、カンヌを熱狂させたガス・ヴァン・サント監督による新作「Last Days」も限定公開予定。国内の批評家からどんな評価を受けるのか要注目だ。


2012夏季オリンピック招聘合戦の裏にスピルバーグ

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五輪のロンドン開催が決まり、喜ぶベッカム

◆◆ News ◆◆
先日行われた2012年夏季オリンピック開催立候補5都市によるプレゼンテーションで、ニューヨークのPR映像はスティーヴン・スピルバーグ監督が手がけたらしい。一方、開催が決まったロンドンは無名の監督による作品を使ったようだ。(FLix)


情報ソース Cinema Preview
◆◆

もうひとつスピルバーグ関連のニュースを。

熾烈を極めた2012年夏季オリンピック招聘合戦に、実はスピルバーグも一枚噛んでいたというお話。
今回オリンピック開催地として候補に挙がっていたのは、パリ、ロンドン、マドリード、モスクワ、ニューヨークの世界主要5都市。ハイレベルな誘致合戦の中、本命と見られていたのはパリで、ニューヨークは当初から劣勢とされていた。その巻き返し運動の一環としてPR映像の製作がスピルバーグに依頼されていたようだ


一体どんなPR映像が完成したのかはわからないが、世界の巨匠によるPRもIOC(国際オリンピック委員会)のハートを掴むことは出来なかった。そもそも、西海岸所属のスピルバーグに"異国の地"ニューヨークのPR映像を撮れと依頼すること自体ちょっとズレているわけで。まあ、ニューヨーク派と呼ばれるウディ・アレンやマーティン・スコセッシに同様の依頼をしても引き受けてもらえそうにないのも事実なんだが。

しかしスピルバーグも新作が次々とクランクインする多忙な時期によくもまあこんな副業をこなす時間があったもんだ。もしかしてスピルバーグが本当にPRしたかったのは、オリンピックつながりによる自身の新作「Vengeance」だったりして!?

スピルバーグの「Vengeance」はイスラエル寄り!?

◆◆ News ◆◆
1972年のミュンヘン・オリンピックでイスラエル選手団が殺害された事件を題材にした、スティーヴン・スピルバーグ監督次回作に出演するイスラエル出身の女優ギラ・アルマゴール(Gila Almagor)は「彼(スピルバーグ)にとってとても重要なのは、この作品がイスラエルのためにやるべきことを行う映画であるということ。イスラエルに対するイメージ改善を意図していると私は信じている」と語ったようだ。


情報ソース Cinema Preview
◆◆

2005年のアカデミー賞戦線の主役として期待を集めているスピルバーグ監督の新作「Vengeance」。サマーシーズンを賑わせている「宇宙戦争」にかかりっきりだった監督のスケジュールがようやく空き、この程撮影に入ったと言われる。

さて、今回のニュースでイスラエル出身の女優がスピルバーグに「イスラエル贔屓」を期待する主旨の発言を行っているが、実際スピルバーグはこの作品をどんな方向に導いていくつもりなんだろうか?自身がユダヤ系だけに"同志"イスラエルを不利に描くようなことは間違ってもないだろうが、アルマゴールが期待するようにあまりはっきりとイスラエル寄りの立場を表明するようでは作品の成功は望めそうもない

ハリウッドはもとよりユダヤ系が強力な権力を持つ世界として知られているが、今日のグローバル社会において、あからさまな身内贔屓はユダヤ系の業界人にとっても決して気持ちのいいものではないだろう。そのあたりは優等生スピルバーグも当然理解しているはずで、恐らくはイスラエル側を被害者として描きつつも、諸悪の根源をパレスチナ側に求めるような一方的な描き方はしないはずだ。スピルバーグはオリバー・ストーンのようなアジテーターでもジャーナリストでもない。Politically Collectness、つまり政治的に偏りのない公正な立場を貫くに違いない。

ただそれ、映画としての魅力につながるのかは微妙なところ。パレスチナ側の反発を恐れるあまり腰砕けな内容に終始すれば、映画の存在意義自体が失われることになりかねない。かといってイスラエル擁護をはっきりと打ち出せば、身内贔屓と反発を避けられないところ・・・。

何とも難しい題材を選んだものだ。

ロジャー・エバートが選ぶ年間ベスト10 ⑤ 2001~2004


映画評論家ロジャー・エバートが選ぶ年間ベスト10の紹介。
最終回の今回は00年代です。


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● 2001年
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1. チョコレート
2. ブラックホーク・ダウン
3. イン・ザ・ベッドルーム
4. ゴーストワールド
5. マルホランド・ドライブ
6. ウェイキング・ライフ
7. もういちど
8. エマ・トンプソンのウィット/命の詩
9. ビューティフル・マインド
10. ゴスフォード・パーク


============================================
● 2002年
============================================
1. マイノリティ・リポート
2. シティ・オブ・ゴッド
3. アダプテーション
4. エデンより彼方に
5. 13 Conversations About One Thing
6. 天国の口、終りの楽園。
7. 神に選ばれし無敵の男
8. 千と千尋の神隠し
9. 人生は、時々晴れ
10. 愛の落日


============================================
● 2003年
============================================
1. モンスター
2. ロスト・イン・トランスレーション
3. アメリカン・スプレンダー
4. ファインディング・ニモ
5. マスター・アンド・コマンダー
6. ミスティック・リバー
7. Owning Mahowny
8. 息子のまなざし
9. クジラの島の少女
10. イン・アメリカ/三つの小さな願いごと


============================================
● 2004年
============================================
1. ミリオンダラー・ベイビー
2. キル・ビル Vol.2
3. ヴェラ・ドレイク
4. スパイダーマン2
5. Moolaade
6. アビエイター
7. バッドアス!
8. サイドウェイ
9. Hotel Rwanda
10. Undertow

7/8 - 7/10 全米BoxOfficeリポート

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◇ 「7/8 - 7/10 全米BoxOfficeリポート」
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◆◆◆ チャート・アクション


1. ファンタスティック・フォー/超能力ユニット
2. 宇宙戦争
3. バットマン・ビギンズ
4. ダーク・ウォーター
5. Mr. & Mrs. スミス
6. ハービー/機械じかけのキューピッド
7. 奥さまは魔女
8. マダガスカル
9. Rebound
10. スター・ウォーズ シスの復讐


●「ファンタスティック・フォー」が驚きの好スタート!
ファンタスティック・フォー

「宇宙戦争」が評判通りのビッグオープニングを飾ってから1週間足らず。今だ熱気冷めやらぬ中で果敢にもBoxOfficeに殴り込みをかけたのはマーヴェル・コミックスの映画化となる「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」。スター不在のこの作品の興行価値を不安視する媒体が多く見受けられる中、低評価に反発するかのように目の覚めるような好成績で首位スタートを切った。
日本ではほとんど知名度のないアメコミながら、全米では評価の高い人気作品とあって配給のFOXも作品に対する期待は決して低くなかった。とはいえ、掲げた目標は初登場1位と興収1億ドルという控え目なもの。既成のマーヴェル作品に比べれば人気で劣ること、スター不在であることを十分に認識した上での現実的な目標設定だろう。それだけに、オープニングの興収5600万ドル超という成績はFOXにとっても予想をはるかに上回る結果であり、嬉しい大誤算だったに違いない。


●目標クリアは間違いなし
予想を上回るオープニング成績を記録したことで、目標とする1億ドル突破はほぼ間違いないものとなった。ただし、最終的な興収となると、同レベルのオープニングを記録した「Mr. & Mrs.スミス」や「バットマン・ビギンズ」と同じだけの数字を期待するのは酷だろう。批評家からの評価があまり芳しくないことからも持続力は期待できず、次週以降は大幅な落ち込みを覚悟しなければならない。
とはいえ、50%の落ち込みを見せたとしても近日中の1億ドルクリアは間違いなく、最終的には1億2000万~3000万ドルまで数字を伸ばすことは可能だ。この成績なら続編製作にもGOサインが出るのは間違いない


●「宇宙戦争」は大幅ダウン
ライバルの思わぬビッグオープニングで早くも主役の座を奪われてしまった感のある「宇宙戦争」。前週比52%ダウンと2週目にして早くも厳しい興行を強いられている。
作品は宇宙からの侵略者の姿を一般人の視点から描くという徹底したリアル描写が特徴だが、「ファンタスティック・フォー」のような非現実的なヒーローものが人気を集めていることから分析するに、どうも映画ファンはこのリアル路線がお気に召さなかったらしい。敵から逃げるだけの主人公に三行半を突きつけるあたりは、お国柄がよく表れていると言っていいかもしれない。
そんな邪推はともかく、2週目にしてライバルに大きく水を開けられての2位後退はまさに最悪の展開で、今後も厳しい興行になることは避けられそうもない。目標とする3億ドルオーバーはすでに赤信号、2億ドルにようやく手が届くかといったところで、ルーカスvsスピルバーグの対決はルーカスに軍配が上がった模様だ。


●ジャパニーズ・ホラー人気も失速?
ダーク・ウォーター

「リング」の鈴木光司原作による短編小説集「仄暗い水の底から」のハリウッド版リメイクとなる「ダーク・ウォーター」が4位に初登場。2600館規模の公開で1000万ドルという数字でのデビューとなった。監督に「モーターサイクル・ダイアリーズ」などのウォルター・サレスを起用した時点で興行的に大きな成功を手にしようという意図は薄まっているように見えるが、それにしてもあまり誉められない数字だ。
さらに、サレス監督を配して向上を図った映画の質に関しても疑問が投げかけられている有様で、今後の見通しも暗いと言わざるをえない。今春に公開された「ザ・リング2」が同様に期待はずれの成績に終わったことを考えると、隆盛を誇ったジャパニーズ・ホラー・ブランドが早くも凋落の危機に瀕しているということが言えるかもしれない。



◆◆◆ ニュー・リリース


ファンタスティック・フォー/超能力ユニット
オスカー期待値:
予想を上回るオープニングを記録したものの、批評家からの評価は芳しくない。視覚効果部門でも既出の大作群に比べインパクト少なく勝負になりそうもない。


◇ ダーク・ウォーター
オスカー期待値:
批評家からは賛否半々で、可もなく不可もなくといった論調も多い。サレス監督だけにジャンルを超えてオスカーの期待がかかったが、さすがに過度の期待
だったようだ。


The Beautiful Country
オスカー期待値:★★
ベトナム孤児がアメリカ人の父親を探すというドラマはオスカー向き。批評家からの評価もなかなかで期待が高まるが、さすがにこの規模の小品では勝負になら
ないか。


Saraband
オスカー期待値:★★★★
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンによる最新作。さすがに批評家からは手放しの賛辞が送られているが、主要部門に絡むほどのパワーはないか。本国ではTVドラマとして製作されたという背景もマイナスになる。


Murderball
オスカー期待値:★★★★★
車椅子ラグビーの世界に迫ったドキュメンタリー。批評家からの評価は極めて高く、長編ドキュメンタリー賞部門でのノミネートが期待される。


注) オスカー期待値は10個での評価となります。



◆◆◆ 次週リリース


さて次週はティム・バートン監督によるファンタジー「チャーリーとチョコレート工場」がスタンバイ。3700館規模の公開となるだけにビッグオープニングが期待される。
ファミリー向けの素材を非ファミリー向けのバートンがどう料理するかで興行価値は変ってくるだけに、作品の仕上がりが興行を大きく左右するだろう。ファミリー層の支持を得られれば大化けもあるが、クセのあるバートン演出全開なら大苦戦を強いられる可能性も十分にある。


他、オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ヴォーンの仲良しコンビが放つ「The Wedding Crasher」も公開予定。コメディ作品にヒットの実績を持つ2人だけに軽視は出来ないが、ともにヒット作はパートナーに恵まれてのもので自身の興行価値は未知数。過度な期待は禁物で、2600館規模の公開なら1200万ドルあたりが合格ラインか。

ロジャー・エバートが選ぶ年間ベスト10 ④ 1991~2000

映画評論家ロジャー・エバートが選ぶ年間ベスト10の紹介。
今回は90年代です。

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● 1991年
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1. JFK
2. ボーイズン・ザ・フッド
3. 美女と野獣
4. わが街
5. My Father's Glory and My Mother's Castle
6. ある老女の物語
7. ライフ・イズ・スイート
8. マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人
9. テルマ&ルイーズ
10. The Rapture

============================================
● 1992年
============================================
1. マルコム X
2. 運命の銃爪
3. ハワーズ・エンド
4. 恋愛天国
5. クライング・ゲーム
6. ダメージ
7. The Hairdresser's Husband
8. ザ・プレイヤー
9. 許されざる者
10. バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト

============================================
● 1993年
============================================
1. シンドラのリスト
2. エイジ・オブ・イノセンス
3. ピアノ・レッスン
4. 逃亡者
5. ジョイ・ラック・クラブ
6. カリフォルニア
7. 赤い薔薇ソースの伝説
8. ポケットいっぱいの涙
9. TINA ティナ
10. ディープ・ジョパディー

============================================
● 1994年
============================================
1. フープ・ドリームス
2. トリコロール三部作
3. パルプ・フィクション
4. フォレスト・ガンプ/一期一会
5. 甘い毒
6. フレッシュ
7. 青い凧
8. ナチュラル・ボーン・キラーズ
9. ニュー・エイジ
10. クイズ・ショウ

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● 1995年
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1. リービング・ラスベガス
2. クラム
3. デッドマン・ウォーキング
4. ニクソン
5. カジノ
6. アポロ13
7. エキゾチカ
8. ミ・ファミリア
9. キャリントン
10. 雲の中で散歩

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● 1996年
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1. ファーゴ
2. 奇跡の海
3. 秘密と嘘
4. 真実の囁き
5. ウェルカム・ドールハウス
6. バウンド
7. ハムレット
8. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
9. Heidi Fleiss: Hollywood Madam
10. シェフとギャルソン、リストランテの夜

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● 1997年
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1. プレイヤー~死の祈り~
2. スウィート ヒアアフター
3. ブギーナイツ
4. 幻の光
5. ジャッキー・ブラウン
6. Fast, Cheap & Out of Control
7. L.A.コンフィデンシャル
8. In the Company of Men
9. タイタニック
10. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ

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● 1998年
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1. ダークシティ
2. カラー・オブ・ハート
3. プライベート・ライアン
4. シンプル・プラン
5. ハピネス
6. エリザベス
7. ベイブ 都会へ行く
8. 恋におちたシェイクスピア
9. ライフ・イズ・ビューティフル
10. パーフェクト・カップル

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● 1999年
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1. マルコヴィッチの穴
2. マグノリア
3. スリー・キングス
4. ボーイズ・ドント・クライ
5. 救命士
6. もののけ姫
7. 素肌の涙
8. アメリカン・ビューティー
9. トプシー・ターヴィー
10. インサイダー

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● 2000年
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1. あの頃ペニー・レインと
2. ワンダー・ボーイズ
3. ユー・キャン・カウント・オン・ミー
4. トラフィック
5. George Washington
6. ザ・セル
7. ハイ・フィデリティ
8. ポロック
9. グリーン・デスティニー
10. レクイエム・フォー・ドリーム


ロジャー・エバートが選ぶ年間ベスト10 ③ 1981~1990

映画評論家ロジャー・エバートが選ぶ年間ベスト10の紹介。
今回は80年代です。

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● 1981年
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1. My Dinner With Andre
2. 炎のランナー
3. 天国の門
4. レイダース失われたアーク
5. Heartland
6. アトランティック・シティ
7. ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー
8. 白いドレスの女
9. テス
10. レッズ


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● 1982年
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1. ソフィーの選択
2. ディーバ
3. E.T.
4. フィツカラルド
4. The Burden of Dreams
5. マイ・ライバル
6. U・ボート
7. メフィスト
8. Moonlighting
9 .評決
10. Wasn't That a Time

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● 1983年
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1. ライトスタッフ
2. 愛と追憶の日々
3. 危険な年
4. ファニーとアレクサンデル
5. ガンジー
6. エル ノルテ 約束の地
7. テスタメント
8. シルクウッド
9. マザー
10. 卒業白書

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● 1984年
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1. アマデウス
2. パリ、テキサス
3. ラヴ・ストリームス
4. スパイナル・タップ
5. コットンクラブ
6. Secret Honor
7. キリングフィールド゙
8. ストレンジャー ザン パラダイス
9. チューズ・ミー
10. パープル・レイン

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● 1985年
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1. カラーパープル
2. アフター・アワーズ
3. コードネームはファルコン
4. 女と男の名誉
5. 乱
6. 刑事ジョン・ブック目撃者
7. マッドマックス~サンダードーム~
8. ゴー!ゴー!アメリカ
9. 子供たちをよろしく
10. ブラッドシンプル

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● 1986年
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1. プラトーン
2. ラウンド・ミッドナイト
3. ハンナとその姉妹
4. シド・アンド・ナンシー
5. ルーカスの初恋メモリー
6. 冬の旅
7. トラブル・イン・マインド
8. ビバリーヒルズ・バム
9. ペギー・スーの結婚
10. Hard Choices

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● 1987年
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1. スリル・オブ・ゲーム
2. ビッグ・イージー
3. バーフライ
4. ラストエンペラー
5. 月の輝く夜に
6. プリック・アップ
7. ラジオ・デイズ
8. ブロードキャスト ニュース
9. リーサル・ウェポン
10. シルビーの帰郷

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● 1988年
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1. ミシシッピー・バーニング
2. 偶然の旅行者
3. 存在の耐えられない軽さ
4. 或る人々
5. サラーム・ボンベイ!
6. ワンダとダイヤと優しい奴ら
7. ベルリン・天使の詩
8. ロジャー・ラビット
9. ディア・アメリカ/戦場からの手紙
10. 旅立ちの時


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● 1989年
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1. ドゥ・ザ・ライト・シング
2. ドラッグストア・カウボーイ
3. マイ・レフトフット
4. 7月4日に生まれて
5. ロジャー&ミー
6. 刑事クイン/妖術師の島
7. フィールド・オブ・ドリームス
8. ウディ・アレンの重罪と軽罪
9. ドライビング ミス デイジー
10. セイ・エニシング

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● 1990年
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1. グッドフェローズ
2. 仕立て屋の恋
3. ダンス・ウィズ・ウルブズ.
4. グリフターズ
5. 運命の逆転
6. サンタ・サングレ 聖なる血
7. ブルックリン最終出口
8. レナードの朝
9. コックと泥棒、その妻と愛人
10. 愛と野望のナイル