モモちゃんが旅立ちました | 『年齢不詳女』への道DX

『年齢不詳女』への道DX

燃え上がるアンチエイジング魂に火をつけるべく
目下、簡単 確実 効果炸裂!の技を探求中!
迫り来るにっくき老化と重力に立ち向かうノウハウをシェアしちゃいます 


『年齢不詳女』への道DX-momo2130623a.jpg


23日の朝 モモちゃん 
眠るように静かに旅立ちました。

一緒に過ごした18年間の思い出は 家族の一員 我が家の4女として
たくさんの愛情を注いでいたので 気持ちの整理がつかないまま
昨日は1日泣きはらしていました。

悔やむことが多すぎて
後悔ばかりの気持ちで 胸がいっぱいになってしまって
このまま感情のコントロールが壊れたままだとマズイと思って、
気分転換に録画してあったドラマを見ていたら
あるお葬式のシーンでのセリフが ポーンと心に響きました。

「もぉ人の死には 悲しまなくなったの。
 彼の物語が終わったんだ、と思うようにしてからね」と。

腑に落ちた言葉でした。



『年齢不詳女』への道DX-momo2130623b.jpg

あぁ 18年間のモモの物語が 今日最終話だったんだ。

そう思った途端 涙が止まって少しづつ落ち着きが戻ってきました。
確かに この18年の間 色んなことがあったなって。

家出2回。(1週間)
よその猫にかじられたケガ2回
風邪をこじらせること4回
夏になると お布団の上で粗相する奇妙な行動には毎年頭を悩ませられました。
私が呼ぶと 無視して
母が呼ぶと 振り返って 「にゃあぁあ~」と返事をする日常。
ブラッシングをしようとすると ブラシをパンチして振り落とさせ私の足先を 
ガブッと噛んできたり
2.5kgの小さな体のどこにこんな力があるのかってくらい大人3人がかりで
羽交い絞めにしないと 爪を切らせてくれなかったり


『年齢不詳女』への道DX-momo2130623d.jpg

スィーツが大好きで 本当においしい物しか食べない所があったり
カツオの匂いがしたら 爆睡していてもキッチンへダッシュしてきて ねだったり
冬は母のベッドで枕の上で 寝ていたり・・・
毎晩 ソファでTVを見るときは 母と私の間にちょこんと座って
女子会 と称してくつろぐのが1日の終わりの恒例で、なかなかソファへ来ないと
呼びにきたりしてたっけ。
ヘッドスパといって 耳の後ろや体をマッサージしてあげると 舌だして気持ちよさそうに
してくれた それが唯一のコミュニケーションだったな。

あー なんて 楽しい物語だったんだろう。

今度は お空の向こうで第二弾の物語がはじまるんだろうな。
先に旅立った ちょび君、きくちゃん、よるじぃがお迎えにきてくれてるかなぁ。

死に顔が すやすやと安らかなやわらかい表情で あんまりカワイイので父が
 「剥製にするか!」と言い出して噴出してしまいました。

気持ちだけは 同感するけどね。

せっかくなので マチルダのピンク色のリボンをつけてあげたら
本当に すやすや寝ているようにしか見えないんですよね。
 
今夜 お花をいっぱい敷き詰めて 明日火葬しにいくことになります。

よく 動物の死に目に会いたくないから 飼いたくないという人の話を聞きますが、
私は最後に見とれる幸せもあるんじゃないかと思います。

始まりがあれば 終わりも必ずくるんですよね。

母は もぉ飼わない もぉ動物は飼わないから絶対!!と言っていましたが
長く一緒にいた分 愛情深くなって当然。
猫と過ごした物語を紡いでいたと思えば幸せなことじゃないかと 今ならそう思えそうです。

少しづつ 本調子に戻るように リハビリしていきます。

PS: Mihoさん、アクビ64さん コメントありがとうございます。
こちらのことがあったので コメント欄への返信はしませんでした。
いつか迎えるペットの死は 何度迎えてもダメですね。
でも 最後に看取れることができてよかったです。
今は 感謝しかないです。


『年齢不詳女』への道DX-momo2130623e.jpg
これが 16日に撮った最後の写真になりました。