ここへ私の知っているだけでも、１１人の現任校のＯＢ・ＯＧが来ている。
職場を去るにあたり、諸君への挨拶をさせて頂きます。
私は、諸君の母校に１３年の長きにわたり勤務をしました。
その間、色々な事がありました。
教職を辞めたいと思った事が何度もありました。
元々自堕落な性格で仕事が嫌いで、表面だけの人間関係も嫌いでした。
そして、最期の５年間は、親の介護と自分の病気のためぎりぎりの情況でした。
何時止めても不思議のない情況でした。
でも、それを思いとどまらせてくれたのは、生徒諸君の存在でした。
諸君の姿を見ていると、、何故かもう少し頑張ろうかという気持ちになりました。
訳のわからない奴が学校にいる事が、
反面教師として、将来、諸君にとって益になると思いました。
私にとって諸君は、「愛すべき馬鹿者共」でありました。
ここに、諸君に対して、お礼の言葉を述べたいと思います。
諸君があって、初めて私がありました。
諸君だからこそ、この馬鹿者の存在を許してくれたと思っています。
本当に、心から感謝しております。
諸君と諸君の母校の今後の発展を、心から祈っています