スバル・レヴォーグ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からスバルのレヴォーグです。
カロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージと
ベーシック防振の施工をして頂いていました。
ドアスピーカーは16センチの丸型に・・
ダッシュの上に中高音用のスコーカーが付いているのを、ピュアコンで中音域のみにして、
上にATX-25を取り付けて3WAY化するベーシックパッケージです。
今回は2度目の入庫で、ダッシュの純正スコーカーは鳴らさない様にして、ドアを
13センチミッドに交換して、中音域もドアから鳴らす2WAY構成に変更しました。
3WAYの方がワイドレンジですが、ユニットのグレードを上げるのと、分割数を減らして
フルターがかかる部分を減らしてより生の音に近くするという、クオリティーアップのため
の変更です。
今回はインナー取り付けで、いつもならISP-130を取り付けるところですが・・
新製品でZSPシリーズでもインナー取り付けを可能にした、右のZSP-LTD15を
取り付けました。
たまたまその日は隣でアウターでLTD15の取り付けを行っていたので、同じ日に
インナーとアウターの両方を聴く事が出来ました。
レヴォーグでLTD15のインナー取り付けははじめてだったので、あれこれと
ピュアコンのコイルを交換して音を追い込みました。
最初の1台はかなり時間がかかりますが、2台目以降は探り出しの時間がかからないので
短時間で作業は進みます。
同じ車で同じスピーカーを同じ条件で取り付けた場合は全く同じピュアコンの数値でよいため、
一回目の取り付けの調査の時間は惜しみません。
ATX-25とZSP-LTD15のマッチングが取れたら次はイコライザー調整です。
ピュアコンで事前に良くマッチングが取れていると、イコライザー調整は1ヶ所か2ヶ所
1クリック動かすだけで生音に近いセッティングになるので、イコライザー以前の素材
選びとコイルの巻き数でのマッチングの方がウエイトが高くなります。
車の買い替えサイクルが早い方や、残価設定ローンなどで何年か後に車を返さないと
いけないなど、アウターバッフルを製作するのはどうかな?と思われている方で、
インナーでもより良い音を聴きたいと思われている方には、ZSP-LTD15は
ピッタリなスピーカーです。