こんにちは❗️
先日、スーパーのお魚売り場で
1尾60円(税込)の鰯を10尾購入しました。
いつもなら自宅でおろすのですが
今回はお店の方に頭と内臓を落としていただくことに。
頭と内臓もオマケでいただく事ができて
お値段はおんなじ❗️
従業員さんの時間を15分ほど使っていただき、
トレイ(2枚)にも入れてくださり…
丸のままの鰯をビニール袋に入れて持ち帰る場合よりも
コストがかかっているというのに、大変ありがたい事です。
家でおろすとまな板と包丁、流し台とシンクまでも血だらけで
生臭くなって後が大変!
プロじゃないからこんなにきれいにおろせないし、時間がかかる!
作業してくださっている待ち時間には、
ウインドウショッピングや他のお買い物も出来るし…。
もっと早く依頼していればよかったと大反省です。
そして、こんな素晴らしいサービスは
利用しない方がもったいない❗️という事です。
…と、前置きが長くなってしまいましたね、すみません。
では、ここから
「鰯の低温発酵調理」レシピ大公開!です。
アニマルフーズの低温発酵調理は、消化吸収の良い形になり
しかもジューシーで美味しい!!!
一度味わったら、もう他の加熱調理には戻れません・・・。
おろしてもらった鰯の身の部分は、
ジッパー付きのビニール袋に入れて
鰯の正味の重さの1%の塩、20%の甘糀(濃厚甘酒)を加えて
65℃のヨーグルトメーカーに湯を張って加熱。
低い温度でゆっくり加熱する事で、
やわらかくしっとりと火が通り、
甘糀の酵素で事前消化されるため胃腸にやさしいお料理になります。
魚の水分と脂が出てきて袋の中がチャポチャポになっており、
これを保存容器に移して冷蔵庫で保存しておくと、脂が黄色く固まります。
この脂の中に頭の良くなるDHAやEPAがたっぷりです。
そして、頭と内臓は水を加えて加熱してスープを取ります。
糀パウダーを加えて酵素の力でエキスが抽出しやすくし、生臭さも除きます。
沸騰まで強火で、一煮立ちしたら弱火にして5分ほど煮出し、漉して冷蔵庫で保存します。
上に脂が浮いて、冷えると固まって層になります。
真ん中が煮こごりのようにぷりっぷりに!!!
たしがらは、コンポストに入れて土に還します。
魚のエキスは小鍋に入れ、そこに野菜の重ね蒸しの
れんこん・人参・玉ねぎ・ごぼう・きのこ
そして、小松菜を加えてひと煮立ち!
最後に鰯の低温発酵調理をのせて温めます。
鰯のエキスたっぷりのおひとり様仕様のお鍋…完成です!
小皿にはみそ・玉ねぎ塩糀・クリーミー豆乳塩糀を添えて、
具材につけながらいただきます!
詳しくは1月20日(土)朝9時からの
clubhouse「発酵美人塾」にてお話しいたします
ご参考になれば幸いです。
では、この後も素敵なことがたくさん引き寄せられて
あらわれますように❗️
地球と自分にやさしく楽しいライフスタイルを提案
食で何かを変えたいと考える
食の繊細さんやこだわりさんを救い
腸を元氣にし人を良くする食レシピをお届けする
発酵料理のプロフェッショナル
(╹◡╹)JUNJUN*発酵美人塾
https://pure-child.
(醬油糀のイラストレシピと参考資料・動画をプレゼント中)
<参考>
⚫︎麹由来の発酵食品(特に甘酒・甘糀)がからだに良い理由:
その1
・麹由来の発酵食品(特に甘酒・甘糀)は、酪酸菌の餌になる
オリゴ糖が多い(主成分はブドウ糖)。
・酪酸菌は、オリゴ糖を餌にして『酸』を作り出し、腸内環境酸性にする
(動物性食品が多いと腸内がアルカリ性になり、腸内腐敗が起こり、病気の原因に…)。
・腸内が酸性になることで、ミネラルが吸収されやすい環境になり代謝もアップする。
腸内環境が良いと他の栄養成分も吸収されやすくなる。
・栄養が行き届き、からだが元気になり
(カルシウム・マグネシウムがちゃんと吸収されることから)骨も強くなり免疫力もアップ。
・自然治癒力がアップ、骨粗鬆症の予防にもなる。
・甘酒の甘味の80%はブドウ糖、残りがオリゴ糖・麦芽糖など(デンプンを分解する酵素は何種類もあり、それぞれ役割が違う…ブドウ糖まで分解できる物、二糖類までしか分解できないものなど)。
その2
⚫︎三大栄養素の代謝に必要なビタミンB群を含む
・タンパク質→ビタミンB6
・炭水化物(糖質)→ビタミンB1
・脂質→ビタミンB2
その3
⚫︎必須アミノ酸をすべて含む
以上です。
<麹と糀…ともに「こうじ」ですが、表記を分けている理由>
私の文章の中では、
『麹』は酒・味噌の『原料になる食品のこうじ』。
『糀』は食品の麹を発酵させて作った『調味料になったこうじ』
として区別しています
(ここ数ヶ月前から、このように変えました。
それ以前の投稿は、すべて『麹』を使っていました)。
<おまけ>
麹をそのまま使える調味料だと思っている方もいます
(麹パウダーならばそのまま使えますが…)。
また、麹菌が生きて味噌や甘酒の中にいると思っている人もたくさんいるようですが、
麹菌はカビの一種なので、冷却したり水没したりしたら、その時点でご臨終されております。
したがって、味噌や甘酒にいるのは麹菌の屍です。
大切なのは(麹菌の生死ではなく)
麹菌が生きていたときに生成した栄養素(ビタミンB群など)や酵素であり、
それらが食品の中にあるお陰で、
人間にとって有益に働くということなのです。