こんにちは❗️

お正月の三が日のラストは
発酵おせちのご紹介です。
豪華絢爛のご馳走とは程遠いものですが

身体にやさしく腸内細菌にもいいお料理です。


まずは武士のたしなみ甘酒ジェラートです。

名前の由来は、
「江戸時代に武士がお酒を飲む宴席の前に
悪酔いをしないように甘酒を飲んでから出かけた」
というエピソードより命名。

麹で作った甘酒には、100〜200種類の酵素が含まれており、

それにより悪酔いを抑える効果があるのではないかと考えられています。

実は、私は下戸でアルコールはダメダメなのですが
甘糀(濃厚甘酒)を凍らせたものに赤ワインや日本酒をかけたジェラートならば

食べた後に赤くなったり、ふらふらしたりはしないのです!
(人体実験済み)



こちらは、お友だちからいただいた大きなレモンの中身を搾り「器」として使用。
中に冷凍甘糀を入れて、
レモンの搾り汁をたっぷりかけたデザート!

甘糀の甘さが控えめに、
レモンの酸味が抑えられ、
お互いの相乗効果で、

お口がさっぱりとするスイーツです。

食後に食べれば、消化の助けをし、
味の濃いめのおせちの合間に食すると
お口直しになります(コース料理のソルベ感覚)。

壱の重には甘味類を入れてみました。
⚫︎柿とキウイの甘糀漬け
⚫︎さつま芋の甘糀和えのきんとん風
⚫︎さつま芋の3色コロコロ団子
(ココアパウダー・紫芋パウダー・抹茶)




弍の重は、低温発酵調理のアニマルフーズ&野菜。
⚫︎パプリカ・ピーマンの発酵しんなり野菜と鮭のリンゴ酢マリネ
⚫︎ピーマンの甘味噌和えとチキンの梅肉和え




参の重は、根菜系の常備菜3種。
⚫︎れんこん・人参・ごぼうのきんぴら風
⚫︎ブロッコリーの発酵しんなり野菜
⚫︎大豆ミート・こんにゃく・れんこん・人参・ごぼうの・筍・さやえんどうの筑前煮風



以上、すべていつも作っている発酵常備菜に
一工夫加えただけで簡単おせちに変身させたもの。

いかがでしょうか?

特別なものではありませんが
少しの手間でおせちっぽくなっていますよね?

食物繊維たっぷり!
アニマルフーズは事前消化でやわらか!
麹由来の発酵調味料使用で腸内細菌も喜ぶ!

お正月から腸健美活❗️まっしぐら(^^)

ご参考になれば幸いです。

では、この後も、素敵なことがたくさん引き寄せられますように…♪


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<参考>
⚫︎麹由来の発酵食品(特に甘酒・甘糀)がからだに良い理由:

その1
・麹由来の発酵食品(特に甘酒・甘糀)は、酪酸菌の餌になる
オリゴ糖が多い(主成分はブドウ糖)。

・酪酸菌は、オリゴ糖を餌にして『酸』を作り出し、腸内環境酸性にする
(動物性食品が多いと腸内がアルカリ性になり、腸内腐敗が起こり、病気の原因に…)。

・腸内が酸性になることで、ミネラルが吸収されやすい環境になり代謝もアップする。
腸内環境が良いと他の栄養成分も吸収されやすくなる。

・栄養が行き届き、からだが元気になり
(カルシウム・マグネシウムがちゃんと吸収されることから)骨も強くなり免疫力もアップ。

・自然治癒力がアップ、骨粗鬆症の予防にもなる。

・甘酒の甘味の80%はブドウ糖、残りがオリゴ糖・麦芽糖など(デンプンを分解する酵素は何種類もあり、それぞれ役割が違う…ブドウ糖まで分解できる物、二糖類までしか分解できないものなど)。

その2
⚫︎三大栄養素の代謝に必要なビタミンB群を含む
・タンパク質→ビタミンB6
・炭水化物(糖質)→ビタミンB1
・脂質→ビタミンB2

その3
⚫︎必須アミノ酸をすべて含む

以上です。


<麹と糀>
私の文章の中では、

『麹』は酒・味噌の『原料になる食品のこうじ』。

『糀』は食品の麹を発酵させて作った『調味料になったこうじ』

として区別しています
(ここ数ヶ月前から、このように変えました。
それ以前の投稿は、すべて『麹』を使っていました)。


<おまけ>
麹をそのまま使える調味料だと思っている方もいます
(麹パウダーならばそのまま使えますが…)。

また、麹菌が生きて味噌や甘酒の中にいると思っている人もたくさんいるようですが、
麹菌はカビの一種なので、冷却したり水没したりしたら、その時点でご臨終されております。

したがって、味噌や甘酒にいるのは麹菌の屍です。

大切なのは(麹菌の生死ではなく)
麹菌が生きていたときに生成した栄養素(ビタミンB群など)や酵素であり、
それらが食品の中にあるお陰で、
人間にとって有益に働くということなのです。