夏至の日、太陽は諏訪大社から出雲大社へ | 天下泰平

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本日、2018年6月21日は夏至(夏至点は19時07分)。

1年で1番昼が長くなる日。

太陽が1番高くまで上がる日です。

それは太陽神「天照大神」のエネルギーが1年でもっとも強まる時。

“国生み神話”の舞台となる淡路島の伊弉諾神宮には、「陽のみちしるべ」と記された石碑があります。

ここには、太陽の1年の動きを区切る、4つの節目「春分・夏至・秋分・冬至」の時の太陽の昇る方向、通り道、沈む方向を計測すると、淡路島の伊弉諾神宮を中心に日本各地の由緒ある神社と繋がっていることが描かれています。

伊弉諾神宮を中心に東は伊勢神宮内宮、西は対馬の海神神社が同緯度に並んでおり、これは春分・秋分の日の太陽が通過する北緯34度27分23と同じ位置になっています。

つまり、春分・秋分は伊勢神宮から太陽が昇り、対馬の海神神社に沈みます。

そして、今日の夏至には、ここ八ヶ岳エリアの諏訪大社の方角から日が昇り、伊弉諾神宮を通過して出雲大社の方角に日が沈みます。

夏至の日、太陽は諏訪大社から出雲大社へ。

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諏訪大社のしめ縄は、出雲大社式。

その大きさは、出雲大社式の中では日本一の大きさを誇りますが、出雲大社は左巻きに対して諏訪大社は右巻き。

出雲大社は不浄なものを外に出さないような封印のしめ縄であって、諏訪大社は逆に不浄なものを外から取り入れないように右巻きの結界となっているとか・・・。

いずれにしても、諏訪と出雲は深い繋がりがあり、太陽を通して夏至の今日に繋がります。

諏訪の神と出雲の神。そして、太陽神アマテルとの関係。

来年の夏至は、もう平成ではない次の時代であり、今日が平成最後の夏至。

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世界で一番正確な宇宙と同期した時間を持つといわれる先住民族の伝承によれば、およそ13,000年間続いた「分離の時代」を経て、2012年の冬至を境に太陽系は「統合の時代」に向かって舵を切ったと言われています。

2012年冬至点を中心に、前3年半を「夜明けの朝」、後3年半を「夜明けの晩」と呼ばれており、2年前の夏至に長い長い分離の時代が終焉となり、もう宇宙レベルでは夜明けの統合の時代が始まっています。

世開け、岩戸開きは済んでおり、あとは1人ひとりの中にある岩戸開きも完了させるのみ。

とはいえ、すでに鍵は外され、いつでも自分次第で扉は開けられる状態であり、誰もが本当の自分と対面できる時期に入っています。

いずれにしても、今はもう新しい時代に入っており、夏至や冬至などの節目を過ぎれば過ぎるほど、年々夜明けの光は強まっており、古い時代のエネルギーに生きる人と新しい時代のエネルギーに生きる人々の二極化も進んでいきます。

分離、個人、対立よりも、統合、全体、調和のスタンスで生きた方が、より時代の流れとしては追い風であり、古い時代の価値観は潔く手放すことも、ときには必要となります。

仕事や何かのプロジェクトなどの取り組みも、1人でやるよりも、得意分野をそれぞれが役割分担して協力し合うことが大事であり、子育て1つも1人(一世帯)でやるより、みんなでやる方がうまく循環する場合もあります。

スピリチュアル、陰謀論に没頭するよりも、地に足つけながらバランス良く生きる方が、これもまた時代の流れとマッチします。

だからといって、スピリチュアルを否定するわけでも無視するわけでもなく、スピリチュアリティを大事に生きることは、これからの時代はますます重要になってくると思います。

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「2018年6月21日の夏至に大地震が起こるのですか?」

夏至の本日、そんなご質問をいくつか受けます。

どうやら、その発信源となっているのは、今から10年前に出版された「続・未来からの警告」という本に書かれたブラジルの預言者ジュセリーノ氏の予言のようです。

「まず、私が夢に見ましたのは、2018年6月21日に、東海地方でマグニチュード10.6という強い地震が起き、1000人以上、もしくは100万人もの人が死亡するだろうということです」

その本の中では、未来である本日に東海地方で巨大地震が発生する夢を見たとか。

これについて、起こる起こらないは、正直何が起こるかわからない時代なので、なんとも言えませんが、昨日から今日も全国的に大雨なので、大雨の時は大地震は起こりにくいことを考えると、可能性が低いとは思います。

ちなみに東海地震や南海トラフ地震は、直近に発生した4回の時期を見ると、すべて夏至ではなく冬至近辺、12月下旬に起こっています。

1854年12月23日(嘉永7年11月4日):安政東海地震 - M 8.4。津波。
1854年12月24日(嘉永7年11月5日):安政南海地震 - M 8.4。津波。
1944年(昭和19年)12月7日:東南海地震(昭和東南海地震) - 三重県沖、Mj 7.9(Mw 8.2)。津波。
1946年12月21日 :南海地震(昭和南海地震) - 和歌山県沖〜四国沖、Mj 8.0(Mw 8.4)。津波。

そう考えると、今年や来年の冬あたりの方が可能性としては高いのかもしれません。

とはいえ、今はいつ何が起こってもおかしくはない時。

大雨から晴天、低気圧から高気圧に切り替わった時に地震は発生しやすいので、特に大雨が降った地域は、地殻エネルギーが蓄積されている可能性が高く、この先の晴天時には地震や火山の噴火に警戒が必要です。

地震エネルギーが溜まっていると、大雨や台風を引き寄せる傾向があるようです。