魂に響く唄 | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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金曜日の夜は、八ヶ岳の山奥から一転、渋谷のライブハウスへ。

シンガーソングライターである海老原よしえさんのライブがあったからです。

海老原よしえさんと出会ったのは、今から3年前の2015年2月。

奄美大島で、アマミ舞の創始者である花柳鶴寿賀先生の結婚披露宴パーティーで同じテーブルでご一緒したことがきっかけでした。

その日、はじめて海老原よしえさんの生唄を聴きましたが、正直ここまで魂に響く唄、唄声を聴いたのはいつぶりか、初めてかもしれないほど衝撃を受けたのを今でも覚えています。

40歳から唄が降りてきて、そこから初めてギターを握って唄い出したという異例のキャリアですが、よしえさんの唄、声は今生だけでない、はるか魂の遠い記憶から聴き続けていた響きだと直感的に感じています。

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※豪雨の中のご神事。終了後にピタッと雨もやむ

奄美大島では、早朝に奄美最大の聖地の1つである今井大権現という山の上の神社に参拝にも行きました。

ピラミッドのような山の山頂にある今井大権現。

雨が多い奄美大島でありながらも、この日はまさにバケツをひっくり返したような土砂降りの大雨であり、龍神様が大はしゃぎの参拝、ご神事でありました。

この時の海老原よしえさんは、ライブの時の衣装ではなく、奉納のための格好をされていましたが、麻紐で髪をしばり、その姿は太古の昔の巫女そのものでした。

今井権現で発せられた、よしえさんの唄ではない音霊(おとだま)は、その場の空間の磁場が瞬時に変わってしまうほど強烈であり、これもまた、今までにない響きで驚きでした。

シンガーソングライターの海老原よしえさんの表の顔、裏の顔(?)とも言える一面を少しだけ垣間見たような気がしますが、どちらも自然体のよしえさんであり、さらに一段とファンとなりました。

目にはみえない、耳にはきこえない世界のことを日々多く感じているのにも関わらず、大事なことをアートを通して自己表現して伝えている姿は、今のスピリチャルブームの中で足元をすくわれる人が多い中、もっとも見本となる姿でもあると思います。

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その約1年後、ご縁もあって2016年3月20日の春分の日に八ヶ岳のドームハウスにて、海老原よしえさんのライブが開催されました。

ドームハウス&海老原よしえさんの唄の響きは、また格別なものであり、それもまた大事な春分のタイミング。

何か起こらないわけがないと思ったら、案の定何かが起こりました。

ライブが始まる直前、突如として海老原よしえさんに唄が降りてきたのです。

「30万の星慧を」

今回の渋谷のライブでも披露されていましたが、そう名付けられた唄が、2016年春分ドームにて降ってきたのでした。

それは、今までに聴いた海老原よしえさんの唄とは、一風変わった不思議な不思議な歌詞とメロディ。

これもまた、初めて聴くのに知っている旋律。そして、スサノオを感じるもの。

今度発売される新アルバムに収録されているので、是非とも多くの方々に聴いて欲しい曲の1つです。

きっと魂の奥に眠っている記憶、宇宙の記憶として覚えているものだと思います・・・。



「最近、身の回りでも向こうの世界に旅立つ人が増えている」
「人生はきっと短いと思う。だからやりたいことはやったほうがいい」


そんなことをライブ中にもお話していた海老原よしえさん。

その中で唄った「宇宙」という曲は、聴くだけで意識が変容してしまう唄であり、是非こちらも聴いてみてください。

~ ライブ詳細情報 ~

GWは、鳥取、兵庫、5月には香川県高松市でもライブをやるようです。

やっぱり生唄は、一度は聴いて欲しいもの。お近くでしたら、是非ご参加くださいませ。